インプットしたければアウトプットする場を作るとめっちゃ上手くいく話
「勉強したい」とか
「今より賢くなりたい」とか
「今より成長したい」とか
そういう知的欲求を持っている人は多い。
でも、実際に学ぶ人は少ない。
採用面接の面接官なんかをやっていると、
「数年後にはマネジャーになりたい」という人がいたり、
「ウェブマーケティングがやりたい」という人がいたりするが、
「じゃあ、今なんかそれに向けて勉強してますか?」と聞くと、
99%ぐらいの人がなんにもしていないと答える。
会社の同僚や部下の多くもなにかを意識的に勉強している人は少ない。
だけど、社内でアンケート調査をすると学びたいと思っている人は驚くほど多い。(嘘のような本当の話)
世間一般的に社会人になってから自主的に学ぶという人は物凄く少数派なのだ。
これは学ぶのが下手糞とか、学び方を知らないとかいうわけではない。
単にアウトプットをする場がないだけなのだ。
英語を学んでも発揮する場がない。
数学を学んでも活用することがない。
経済学を学んでも仕事に役立たない。
国語力を伸ばしても給料は上がらない。
社会人になるまでに学んできたことと、
あとはその仕事で必要な知識や技術を学べばOK。
仕事はそれでできてしまうし、
それ以上にアウトプットをする場がない。
(実際はあるけど気づけないだけなんだけど)
学校だと良くも悪くもテストがあるので、
インプットに励む必要がある。
インプットしたものをアウトプットする必要があるからだ。
つまり、インプットをしようと思えば、
アウトプットする場を作って、
必要を生み出せばいい。
僕がリーダーを務める会社の所属チーム内では
「3分間プレゼン」や
「20分テーマ雑談」や
「読書感想発表会」とかをおこなっている。
どれもインプットしないとアウトプットできない代物なのだ。
「20分間テーマ雑談」は特定のテーマを決めて、4名ぐらいで雑談をする。
雑談するテーマは事前に決めておいて、周知しておく。
前もって知識をインプットしておかないと雑談が20分も持たないので結構勉強して臨まなければならない。
20分の雑談が終われば「ベスト雑談ニスト」決めて、なにかイイモノをプレゼントしたりする。(うちのチームは営業組織なので、営業成績に直結するオイシイ案件をプレゼントしている)
雑談力を身に着けてもらいたいというのもあるのだが、それ以上にインプットをしてほしくて始めた取り組みで、いい感じにチームの成長につながっている。
「勉強しておいて」とインプットだけを指示してもする人は少ないのだが、アウトプットの場を作って、インセンティブを持たせると驚くほどにインプットがはかどるようになる。
インプットとアウトプットは両輪なのだ。
自転車のようにどちらかが欠けると駆動しなくなる。
これも陰と陽の原理原則なんだろうな。
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