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職場づくりのヒントをご紹介!第10回GOOD ACTION AWARD【表彰式レポート】

こんにちは!GOOD ACTION AWARD note編集部です。

3月5日に開催した「第10回 GOOD ACTION AWARD表彰式」の模様をお届けいたします!


●GOOD ACTION AWARDとは

世の中でGOODな職場・環境・取り組みが、あなたにとってGOODとは限らない。働く個人が100人いれば、100通りの働き方があり、それぞれの働き方に合ったGOODな取り組みが存在します。

そんな中でも、GOOD ACTIONでは『 働くあなたが主人公となり、想いを持って始めた取り組みが、少しずつ周囲の人を巻き込みイキイキと働ける職場の共創へと繋がっていく…そんな可能性を秘めた取り組み(ACTION)』に光をあて応援するプロジェクトです。

2014年から開催され、今回で10回目を迎える本アワードでは、これまでに80以上の取り組みを表彰してきました!

●表彰式の模様

都内会場とオンライン配信で、受賞企業の関係者のみなさま、メディアのみなさまにご覧いただきながら、表彰式を開催いたしました。受賞したみなさまは、緊張と喜びが入り混じった表情で本番の開始を待っています。

本番前の様子

そして、いよいよ13時より表彰式のスタート。

ここからは、印象的なシーンを写真付きで紹介していきます!

・表彰

一つひとつ受賞した取り組みが発表され、受賞した取り組みの担当者は壇上へ。緊張しながらも、賞状とトロフィーを受け取ったときには笑顔がこぼれていました。

・取り組みムービー

表彰状とトロフィーの授与の後は、ムービーで取り組み内容をご紹介。
各社の取り組みを熱心にご覧いただいている様子でした。

・審査員コメント

続いては、各取り組みの表彰ポイントを審査員が解説。各審査員ならでの視点で語られるコメントに、会場全体が熱心に耳を傾けていました。

・受賞者コメント

受賞者のみなさまには、取り組みを実施する際の苦労や喜びを振り返りながら、熱い思いを語っていただきました。

・総評

表彰式の最後に、審査員3名による総評を行い、この10年で変化した「働く個人と企業の関係の変化」についてお話いただきました。

全部をご紹介できず残念ですが、コメントの一部をご紹介します。

守島 基博 氏:
学習院大学 経済学部経営学科 教授/一橋大学 名誉教授
「働くあなたが主人公」というのがGOOD ACTIONのポイント。企業が変化するだけではなく、一人ひとりが自律し、イキイキと働く職場をつくっていくことが大切なのではないかと考えています。

アキレス 美知子 氏:
三井住友信託銀行取締役/横浜市参与G20 EMPOWER日本共同代表/内閣府男女共同参画推進連携会議議長
この賞の楽しいところは審査会です。この賞ならではの、おもしろい取り組みがたくさんあると思っています。企業規模や業界に関係なく応募ができるし、一度応募した取り組みをブラッシュアップして応募することもできるので、今後もこの賞が続いていくように願っています。 

藤井 薫 氏:
GOOD ACTIONは、今が素晴らしいから光を当てているのではなく、その後のアクションに楽しみがあるから、光を当てたいと考えています。これからはアワード自体も進化させていき、こういったGOOD ACTIONの連鎖が日本中、世界中につながっていくことを楽しみにしています。

●第10回受賞取り組み紹介

 ・ポイント

今回は、これまでの常識に囚われない大胆な施策で、イキイキした職場を再生した取り組みが選ばれました。いずれの取り組みも、従来の働き方やビジネスモデルの常識を転換し、働く個人が将来に希望を持ってイキイキと働き続けたくなる、サステナブルな職場創りと経営が連動した実践例です。人事制度やルールを作るだけにとどまらず、働く個人のライフキャリアに経営がしっかりと寄り添い、ビジネスモデルさえも変えてしまうような取り組みが選ばれています。
また、働く個人も「これが当たり前だから」と諦めて、自分の生活をただ犠牲にするのではなく、自ら声を上げ、行動に移した点も大きな特徴です。 

・受賞取り組み一覧

各取り組みの詳細はGOOD ACTION AWARD公式HPで紹介しているので、ぜひチェックしてみてください!

【入賞】
社会福祉法人山ゆり会
「子どもは預けたいけど、働きたくない」と言われた保育園。余裕を持った人員配置やICT化で保育士の働きやすさを実現し、「遠くても、通いたい保育園。」へ 

邦美丸
半分の労働時間で売上倍増。漁師の常識を覆す「完全受注漁」が家族に幸せをもたらした 

株式会社中川
誰もが自分らしく働ける「実働5時間の林業」。企業としての成長を手放す姿勢に共感し、全国から和歌山へ人材が集う 

【Cheer up賞】
アルティウスリンク株式会社
人に教える喜びや自身の成長を実感できる職場へ 障がい者スタッフが、障がい者新人スタッフを育成する「チューター制度」の導入 

筒井工業株式会社
離職率95%から奇跡の大変身!信頼関係を土台にした「働き方改革」と人財を生かす「働きがい改革」を進める中小製造業4代目の挑戦 

三井住友海上火災保険株式会社
育休取得の罪悪感を発想の転換で和らげる!育休を取った社員の同僚に最大10万円を支給する「お祝い金制度」で、みんなで支え合える職場へ 

山陰パナソニック株式会社
1年目社員が「青春18きっぷ」を握りしめてひとり旅へ! 挑戦する若手の姿は組織風土改革へつながっている 

このように働く個人が主人公となって声をあげ、企業と二人三脚で職場を良くしていく取り組みは、従来の「雇う」「雇われる」という上下関係を脱し、フラットに相互成長する働く個人と企業の新たな関係として注目されます。

職場は働く場所を超え、働く個人の生活や人生にまで広がりを見せています。企業はこうした職場の変化を捉え、経営と人事と現場とが三位一体となって、イキイキする職場創りを共創することが重要になります。

「“働き方”を変えたい。でも何から始めたら良いのかがわからない」
「もっと周囲の人や経営者を巻き込んで、職場を変化させたい」
「いまの職場をよくするために、一歩を踏み出したい」

今回受賞した取り組みが、そんな思いを持った方々にヒントとなると嬉しいです!
応募してくださったみなさま、GOOD ACTIONを応援してくださったみなさま、本当にありがとうございました。


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