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嫁メイドと仲好しする3
慈愛に満ちた聖女の微笑みとドスケベ恵体が同居しているメルフィナは半裸で俺に訊ねてきた。
「大丈夫ですか? 痛くないですか?」
俺のズボンを撫で心配してくれるメルフィナ。ただでさえ、恵体で迫らているというのに指の長い白く透き通った美しい手で腰を撫でられ、さらに興奮してしまう。
メルフィナからあふれる涙を啜ったときは「そんなところ汚いのに……」と言っていたが、俺はそのまま彼女に言い返したく
嫁メイドと仲好しする2
「メルフィナの下着、俺が脱がしてもいい?」
「えっ!? 旦那さまっ!?」
俺の欲望丸出しの提案にメルフィナは驚いたものの、口に手を当て視線を逸らしながらも、こくりと頷いていた。
ゴクリ……。
いざ、おパンツを下ろすという提案をしたが、俺の手は震えており、過緊張のあまり何度も喉を鳴らしてしまう。
我ながら馬鹿だと思いつつも、かわいいメルフィナの恥じらう姿をもっと見たくなってしまったが
嫁メイドと仲好しする1
「お仕置きって……」
いったい、ジュリもメルフィナもどうしてしまったというんだろう?
ただメルフィナはお仕置きされるのにふさわしい格好ではあった。彼女が着ていたのはメイド服。王宮などで見慣れたメイド服だ、俺とてそれぐらいで驚くことはない。
メルフィナの着ているメイド服はビスチェにミニスカートという上下の組み合わせにネコ耳ブリムという、紳士がこっそり嗜むお店の服装を思わせるものだった。
第30.5話 ご奉仕【梨衣目線】
私は寿先生とけいくんの関係を問い質さなければならないのだ!
「先生とけいくんに過去になにがあったのか、教えてください。それを話してくれるまで私は先生と話し合うつもりはありません」
生徒指導室まで赴いたのだけど、長机を隔て対面していた先生に先制攻撃をしかけた。
先生は椅子から立ち上がると後ろに手を組んで窓の外をしばらく眺めたあと、ふと振り返り私に訊ねてくる。
「伊集院、おまえは経世さま
第21.5話 ご褒美【真莉愛目線】
――――ファミレス。
まさか鈴城が木崎をあそこまでフルボッコにするとか、いまでも信じらんない。いったい、鈴城は何者なんだ?
踏み入れちゃいけない沼にはまってしまった気がした。
正直、あたしも……、
【これは真莉愛の分だ!】
って、木崎の野郎に分からせてやってほしいと思ってしまった。木崎に酷い目に遭わされた身としては、伊集院と佐竹パイセンがうらやましくて仕方ない。
鈴城が勝利し
第18.5話 裸婦【桜目線】
「寿先生、お先です」
「お疲れさま」
私より若い教員が帰宅のあいさつをして職員室を出てゆく。校外学習を終え、机に積まれたスケッチブックの中から経世さまが描いた伊集院の横顔のスケッチを選んでじっと眺めている。
多くの教員が捌けたところで特大サイズのコピーも可能なコピー機でスケッチを印刷していた。
伊集院梨衣……。
いろんな男子のまえで愛想を振りまいて、気を引く態度を取る。
あいつ
第9.5話 旧友【梨衣目線】
――――バス車内。
美音とほの香と仲良くするためには、彼女たちに合わせないといけない、そう思い私は木崎くんと浜田くんの一班にいて、彼らはさもクラスの支配者みたいな感じでバスの最後尾の席に陣取ってしまった。
「梨衣、ボクの隣に座りなよ」
真ん中のシートに座った木崎くんに手招きされるが、私は前の方に座る鈴城くんと真莉愛が気になり木崎くんから視線を逸らす。
「えっと、どうしようかな……」