アトロピン+アセチルコリン
薬理学でアトロピンを投与しムスカリン受容体をブロックしたうえで、アセチルコリンを投与するというのがある。ムスカリン受容体を阻害しないでアセチルコリンを投与するとムスカリン受容体に作用し血圧が下がる。しかしアトロピン存在下だとアセチルコリンは交感神経の神経節にさようし、節後繊維からノルアドレナリン、副腎からはアドレナリンが放出され血圧があがる。これをよく観察すると血圧の上昇が二相性になっていることが分かる。二つ目の山が副腎によるもので、こちらのほうがはるかに大きい。副腎はadr