そもそも筋収縮はどのように起こるのか?
ではそもそもアクチンフィラメント、ミオシンフィラメント周囲でCa2+濃度が上がるといかに筋収縮が起こるのか?
Ca2+がtroponinに結合すると、tropomyosinの立体構造に変化が生じ、ずれる。ここでADPと無機リン酸を付けたミオシンヘッドが露出したアクチンフィラメントに結合する。
リン酸が離れるときにミオシンのアクチンにたいするstrokeが起こる。ADPがATPに置き換えられると元の状態にもどる。
ここで強心薬であるピモベンダンはCa2+のトロポニンへの親和性を高める効果がある。
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