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ニートが、ラジオで救われた話

約13年前 引きこもりでニートをしていた僕
その当時、くりぃむしちゅーのオールナイトニッポンを聞くのが好きだった
そこからラジオを聴くのが楽しくなり、それが唯一の世界との繋がりだった

でも、僕の世界はどこまでも個の世界で閉じられた世界で
今まで諦めてきた事、今諦めているもの、これから諦めているもの
それだけが全てだった。
僕の世界はそのまま進めて、何も生まないまま消えていこうと思っていた。
そうしたまま、人生は終わっていいと思っていた。

そんなある日、ラジオの音楽コーナーを聞いていると
一曲の音楽が流れてきた。
その歌を聴いていて、気が付いたら僕の目から涙が止まらなくなっていた
どうしようもない、この世界の在り様を歌いながら
ただ、その世界を在るままに 自分もその世界で生きている
だから、僕もこの世界で今生きている それで良い
僕には、その歌からそんなことが伝わってきた。

amazarashi 『つじつま合わせに生まれた僕等』

その一曲が僕を救ってくれた、諦めててもいいから 何かしてみよう
その始まりの一滴をくれた。

今も諦めそうになる事ばっかりな僕は変わらない
でも 生きよう、 何かやってみよう そういう力を amazarashi に貰う
間違いなく、僕はこの時の数分の体験に今も救われている。

仕事を探して、婚活を始めて、奥さんと出会い、
正直、今も仕事をやめてしまい、お金の事や奥さんに迷惑をかけていることで不安や小さいあきらめが毎日やってくるけど

その度、amazarashi の歌を聞いて泣きながら もう一度 もう一度とやれている。
生きていたら、何が自分を救ってくれるかわからないから、
どんな痛みを感じていてもいいから、生きていてください。
僕が生きているように、貴方がただ生きていてくれることに感謝します。

amazarashi(秋田ひろむ)さん、落ち込んだ時に聞いてみてください。
僕はamazarashiが大好きです。

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