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資産運用覚書

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#資産運用

ウイルスに負けた。そこで考える「自助・共助・公助」。

ウイルスに負けた。そこで考える「自助・共助・公助」。

2週間ぶりのシャバ、点滴治療のため西新宿の東京医科大学病に入院。6年ぶりの左目網膜炎症再発だ。神経節に潜んでいたヘルペスウイルスが網膜上で活性化、視力を司る網膜の細胞を次々と壊死させていく、かなりヤバい病気。御存知のとおりウイルスは構造を変えていく。そのため、経口抗ウイルス剤では効きが悪くなり、点滴1週間づつ2種類の薬剤を使ってなんとか叩き、さらにステロイドのパルス療法でサイトカインストームを抑え

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ご飯を愉しむように、金融商品を買うこと、持つことを愉しむ

ご飯を愉しむように、金融商品を買うこと、持つことを愉しむ

その日暮らしのカメラマン出身、そもそも金融リテラシー、ほぼゼロからのスタート。
雑誌立ち上げのために調べ始めはしたが、金融用語に馴染めず、身銭を切ってカラダで覚えることにした。
当時の同僚がなぜかファイナンシャル・プランナーの資格を取得、彼の指導よろしくまずは投資信託を、日本と海外それぞれ10万円買ってみた。日本株式対応にはさわかみファンド、日本を除く国際株式には世界最大の資産運用会社バンガードが

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先立つはお金。「稼ぐ→使う」に「貯める→増やす」の2ピースをはめてみる

先立つはお金。「稼ぐ→使う」に「貯める→増やす」の2ピースをはめてみる

首相は病気で辞任しても、国会議員である限り、食うには困らない。俺たちは病気や事故で仕事出来なくなったらかなりヤバイ。その瞬間から、俺たち崖っぷちに追い込まれる。
2004年、両眼とも中央視力喪失。仕事どころか生活にも支障を来す状況にいに。生きているだけで儲けものと気持ちを奮い立たせることも重要だったが、いうても先立つ「お金」のことが頭をよぎる。そうなると、もはや夜も寝られない負のスパイラル。
その

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あつ森よりあつ金のほうが面白いってダメかしら

あつ森よりあつ金のほうが面白いってダメかしら

あつまれ動物の森、やらないとお友達じゃないみたいな感じなのかしら。俺、ゲームやらないからよく分からないけど。分からないことには触れないようにしたほうがいいね。ということとで、「あつまれ俺のお金」の話しとしよう。
若い友人からよく聞くのが「資産運用に興味もあるけど、同期の友人・同僚でその話をする相手もいないし、へたに話すといやな奴と思われる」という言葉。それ、よく分かる。特に男子同士だと、なにやらマ

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キャリアも資産も1つより2つ、2つより3つがいい

キャリアも資産も1つより2つ、2つより3つがいい

藤原和博さんの、100万にに1人の人材になれば1000万円から1億円の年収は約束されるという有名なプレゼンに思わず膝を打つ。藤原さんは30台までに100人に1人の人材になり、40、50台に1万人に1人の人材、そして最終的には100万人に1人の人材を目指せという。そのためには1つのスキルだけではなく、複数のスキルの組み合わせで勝負するといいと説く。
1つの専門分野でトップに立つのは超難関だが、そこに

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すべては3ドルのアップル株から始まった

すべては3ドルのアップル株から始まった

実は、資産運用歴はさほど長くない。そもそもそうした考えもなく、自分で稼げば大丈夫というのが基本スタンス。それが、資産運用の週刊誌を思いつき、某出版社に企画を持ち込むために、自身の運用経験を企画のバックグラウンドにしようと、投資活動を開始したのがきっかけだった。それが2000年。つまり今年でたかだか20年のキャリアだ。
ではあるが、企画のためならえんやこらと、できうる限りの経験を短期間に積むことにな

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財布を握るにはまずは家計簿から

相手の財布の中身、大きく言えば資産状況を知ってます?
年収まではなにげに知ってても、預貯金の種類・金額まではどうだろうか。お互い仕事していて、結婚後も仕事を継続することの多い昨今、お互いの財布は別々で、相手の預貯金の額も知らない、という若い夫婦の話をよく聞くわけだ。
恋愛は感情優先でよろし。しかし、結婚は経済だと。世帯という会社をまずは創業者のふたりが立ち上げ、発展させて継続すること。子供という新

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