GON

今日のご飯(日本料理)と明日のお金(資産運用)が趣味の60代後半のシニアです。新宿御苑…

GON

今日のご飯(日本料理)と明日のお金(資産運用)が趣味の60代後半のシニアです。新宿御苑でGON'S KITCHENと銘打ったキッチンスタジオを主宰。毎月第四土日に豊洲で仕入れた旬の食材を使った和食をお教えしています。

マガジン

  • 今日のご飯・明日のお金

  • 資産運用覚書

最近の記事

逆行のすすめ。料理も遡ってみるとより面白くなる

クリストファー・ノーラン監督の『TENETテネット』の奇妙な世界観は過去に「逆行」することができる装置があってこそ。これ、理屈では理解できず、まか不思議な映像の力で押し切られるわけだが、それを2回観にいきつつ、週末の料理教室の準備をしていての気づき。 ・料理も逆行してこそ面白い 供されるお料理をいただくのも、お惣菜を買ってきて食卓に並べていただくのもまた楽しくも美味しいくだだくことができる。が、その料理という結果を、その原因となるす調理という行為まで遡ってやってみると、そ

    • ウイルスに負けた。そこで考える「自助・共助・公助」。

      2週間ぶりのシャバ、点滴治療のため西新宿の東京医科大学病に入院。6年ぶりの左目網膜炎症再発だ。神経節に潜んでいたヘルペスウイルスが網膜上で活性化、視力を司る網膜の細胞を次々と壊死させていく、かなりヤバい病気。御存知のとおりウイルスは構造を変えていく。そのため、経口抗ウイルス剤では効きが悪くなり、点滴1週間づつ2種類の薬剤を使ってなんとか叩き、さらにステロイドのパルス療法でサイトカインストームを抑えこんだ。 医師、看護士、薬剤士の完全管理の下、高度な医療を受けて、さて、入院費用

      • ご飯を愉しむように、金融商品を買うこと、持つことを愉しむ

        その日暮らしのカメラマン出身、そもそも金融リテラシー、ほぼゼロからのスタート。 雑誌立ち上げのために調べ始めはしたが、金融用語に馴染めず、身銭を切ってカラダで覚えることにした。 当時の同僚がなぜかファイナンシャル・プランナーの資格を取得、彼の指導よろしくまずは投資信託を、日本と海外それぞれ10万円買ってみた。日本株式対応にはさわかみファンド、日本を除く国際株式には世界最大の資産運用会社バンガードが提供する三井住友・バンガード海外株式ファンドを薦められ、なにも考えず購入。これが

        • 先立つはお金。「稼ぐ→使う」に「貯める→増やす」の2ピースをはめてみる

          首相は病気で辞任しても、国会議員である限り、食うには困らない。俺たちは病気や事故で仕事出来なくなったらかなりヤバイ。その瞬間から、俺たち崖っぷちに追い込まれる。 2004年、両眼とも中央視力喪失。仕事どころか生活にも支障を来す状況にいに。生きているだけで儲けものと気持ちを奮い立たせることも重要だったが、いうても先立つ「お金」のことが頭をよぎる。そうなると、もはや夜も寝られない負のスパイラル。 そのスパイラルからなんとか浮上できたのは、2000年から取り組んだ雑誌立ち上げのため

        逆行のすすめ。料理も遡ってみるとより面白くなる

        • ウイルスに負けた。そこで考える「自助・共助・公助」。

        • ご飯を愉しむように、金融商品を買うこと、持つことを愉しむ

        • 先立つはお金。「稼ぐ→使う」に「貯める→増やす」の2ピースをはめてみる

        マガジン

        • 今日のご飯・明日のお金
          17本
        • 資産運用覚書
          12本

        記事

          あつ森よりあつ金のほうが面白いってダメかしら

          あつまれ動物の森、やらないとお友達じゃないみたいな感じなのかしら。俺、ゲームやらないからよく分からないけど。分からないことには触れないようにしたほうがいいね。ということとで、「あつまれ俺のお金」の話しとしよう。 若い友人からよく聞くのが「資産運用に興味もあるけど、同期の友人・同僚でその話をする相手もいないし、へたに話すといやな奴と思われる」という言葉。それ、よく分かる。特に男子同士だと、なにやらマウントの取り合いのような展開になることも。 むしろ、武士は食わねど高楊枝と、お金

          あつ森よりあつ金のほうが面白いってダメかしら

          簡単でほめられる「だしを引く」から始めよう

          レシピ通りに作るのが料理を習うことじゃないぞ、と気が付いた。 カラオケに乗せて気持ち良く歌えるても、ガイドメロディがないプロオケだと歌い出しも分からない、というのと同じ。料理のガイドメロディは「だし」。これは和食に限らず、世界の料理共通の大原則。洋食ではブイヨン、フォンドボーなどのスープストック、中華では鶏ガラスープとなる。我らが日本食のスープストックは鰹節と昆布でとるだしがまずは基本の「き」となる。 もちろん、顆粒だしやだしパックなど簡便に使えるものもある。 ではあるが、せ

          簡単でほめられる「だしを引く」から始めよう

          今じゃない、老後でしょ

          非正規、個人事業、フリーランスで稼ぐみんな、今より老後を考えよう、というご提案。 よく死なずにこの歳まで生き延びた。俺、来月69歳だよ。 20代から30代、365日休みなく働いたカメラマン時代、なんの裏付けもなく、俺は大丈夫とカメラを握って、日本全国、そしてユーラシアから北米大陸など世界を飛び回った。ロスで警察には捕まるわ、ホノルルではカメラを没収されるわ、ピッツバーグで治安最悪の町に迷い込んでこりゃあかんと覚悟をした。で、やっと気が付いた。フリーランスのカメラマンなんぞ、板

          今じゃない、老後でしょ

          男の料理は肉塊より常備菜から

          ローストビーフ、燻製、スパイスカレーなど、手間ひまかけるのが男の料理とイメージしてないか。それ、かみさん視点で見れば迷惑の一言。俺がそうだった。男子料理のムック本を買い込み、肉のはなまさで牛腿肉の塊を買い、キッチンで格闘すること数時間。なんとか出来たももの、調理用具は出しっぱなし、レンジ、オーブンは油だらけという始末。もうキッチンは使わないで、とかみさんは言い、となる。 料理を習い始めて20年近くなるが、そこで気が付いた。日本の家庭なら食卓に普通に乗る常備菜、そう作り置きのお

          男の料理は肉塊より常備菜から

          持ち家か借家か、それが問題だ

          借家の方が楽に決まってる。稼ぎに合わせて住み替えれば人生の変化にも機敏に対応できる。俺もそう思っていた。が、指輪より土地がほしいと騒ぐかみさんと口げんか。つい「家などいつでも買ってやる」と啖呵を切ったものだから、離婚を切り出されてついに30歳で土地購入、その4年後にローコストではあるが注文の木造2階建てのマイホームに住むことになる。このときの資金はわずかな手持ちと親からの借金。もちろん金銭消費貸借契約書 を交わして2%の金利を乗せ低毎月11万5000円を返済し続けた。 さらに

          持ち家か借家か、それが問題だ

          キャリアも資産も1つより2つ、2つより3つがいい

          藤原和博さんの、100万にに1人の人材になれば1000万円から1億円の年収は約束されるという有名なプレゼンに思わず膝を打つ。藤原さんは30台までに100人に1人の人材になり、40、50台に1万人に1人の人材、そして最終的には100万人に1人の人材を目指せという。そのためには1つのスキルだけではなく、複数のスキルの組み合わせで勝負するといいと説く。 1つの専門分野でトップに立つのは超難関だが、そこに別の分野のスキルを持ち込めば1万人に1人の人材になる確率は高まる。 自身のキャリ

          キャリアも資産も1つより2つ、2つより3つがいい

          すべては3ドルのアップル株から始まった

          実は、資産運用歴はさほど長くない。そもそもそうした考えもなく、自分で稼げば大丈夫というのが基本スタンス。それが、資産運用の週刊誌を思いつき、某出版社に企画を持ち込むために、自身の運用経験を企画のバックグラウンドにしようと、投資活動を開始したのがきっかけだった。それが2000年。つまり今年でたかだか20年のキャリアだ。 ではあるが、企画のためならえんやこらと、できうる限りの経験を短期間に積むことになる。国内はもちろん、アメリカにも投資口座を開設し、海外投資信託も直接買付、さらに

          すべては3ドルのアップル株から始まった

          料理は男を自由にしてくれる(かも)

          料理を作る事ができれば、自由の幅が広がる。たとえば夕食が出てくるのを待つ必要がない。自分のペースで作る自由が手に入る。材料さえ揃えておけば、好きなときに好きなものがいただける自由も。しかもほぼ原価でだ。外食に使っていた金額が財布に残り、それを使う自由も手に入る。Uber Eatsは便利かもしれないが、原価に70%乗っていると思うと食欲も失せる。。 うちの場合、なによりいいのが、かみさんから料理の呪縛を解いてあげたこと。こちらの料理の腕を認めて以来、家での食事の準備で手が抜ける

          料理は男を自由にしてくれる(かも)

          人生の裁量の幅は大きい方がいい

          仕事の裁量より人生に対しての裁量の幅が大きいほうがいい。直裁に言えば、好きなことが好きなときに出来る自由の幅。。 その裁量は健康とお金という両輪で決まる。健康については生まれ持った体質・体力もあるが、50歳を過ぎたら自己責任。家計簿同様、日頃の生活習慣の改善と定期的な健康診断に尽きる。のちのち触れるが、健康はお金で買える、という事実もあるが、まずは元手を掛けずにできる限りの健康維持には努めたい。心身ともに健康であれば、人生の裁量の幅は、間違いなく広がる。 で、お金だ。美大3回

          人生の裁量の幅は大きい方がいい

          財布を握るにはまずは家計簿から

          相手の財布の中身、大きく言えば資産状況を知ってます? 年収まではなにげに知ってても、預貯金の種類・金額まではどうだろうか。お互い仕事していて、結婚後も仕事を継続することの多い昨今、お互いの財布は別々で、相手の預貯金の額も知らない、という若い夫婦の話をよく聞くわけだ。 恋愛は感情優先でよろし。しかし、結婚は経済だと。世帯という会社をまずは創業者のふたりが立ち上げ、発展させて継続すること。子供という新たな社員も増えていくこともある。収入という売上げと生活にかかるコスト、つまり経費

          財布を握るにはまずは家計簿から

          得点稼げる四番バッターはANAからSEVENへ

          マイラーであった。ANA AMEX CARDをちっちゃな日頃の買物から大きな納税まですべて使用、それなりの利用額になるので、貯めたポイントをマイルに交換するのが常。現在、7万マイル超で、これを息子たちの住むハノイ往復に使おうと思っていたところが、このコロナだ。国内旅行の予定もなく、しばらくは塩漬けだな、このマイル。 そこで考えた。もう1枚のカードをコロナが落ち着くまでの主力にしよう。それはSEVEN VIZA CARD。近くにイトーヨーカドーが出来たおり、8の付く日のハッピー

          得点稼げる四番バッターはANAからSEVENへ

          お金と健康が人生の両輪

          今日のご飯・明日のお金 これが僕の座右の銘、自分で造ったけど(^_^; 人生の両輪はお金と健康。二つ揃ってこそ、転倒することなく、人生という未舗装路を走破できる。で、健康はどこから、といえば食だろ、と延髄反射で決定、このキャッチフレーズに至る。ご飯の師はこれはまさに一直線の近茶流、お金はといえば、2004年にEasy Financeという雑誌を企画する中で独学、その11年後に内藤忍さんのコンサルを受け、道が定まった。健康寿命あと10年。踏みっぱなしのアクセルを緩めてまわりの

          お金と健康が人生の両輪