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生分解性プラスチック出土!

弊社社屋、都会のど真ん中ですが農作物の育つテラスが併設されています。
その片隅で生分解性樹脂を使ったタンブラーを埋めて分解のスピードを観測しています。

今年に入ってから埋めたこちらのタンブラー、表面の分解が始まっていました!

ちょっとゾンビ化…

生分解とは、単にプラスチックがバラバラになることではなく、微生物の働きにより、分子レベルまで分解し、最終的には二酸化炭素と水となって自然界へと循環していく性質をいいます。

日本バイオプラスチック協会

埋めたからといって直ちに分解されることはなく、いい条件下(温度、湿度、微生物)でも5年〜数十年かかると言われています。
ペットボトルが自然界で分解されるのに約450年(!)
それに比べたら非常に早いのですが…
そして残念ながら海洋分解はされません。

プラ新法の制定により急速に普及している生分解性プラスチックですが
簡単に問題解決とはならず、まずはプラスチックへの依存度を下げる事が大事なのですね。

オーストラリアでは生分解性プラスチックも規制の対象に。さすが。

ちなみに紙おむつも自然分解に450年。
牛乳パックは3ヶ月。
450年後にはもう地球に誰もいないかもしれませんね…


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