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夢をかなえる経営計画「会社を元気してて、黒字化を実現する最強ツール」①著者:赤岩 茂

 【3Point】

①社会変化の本質は「加速度変化の法則」で成り立っています。これは易学の世界であり、一が二になり、二が四、四が八と増えていく世界です。携帯電話やインターネットの普及も最初は増加率が少なかったですが、ある一点を突破すると爆発的に普及しました。
最初は微細な変化であり、ほとんどの人は感じることができません。しかし、皆が気づいたときでは遅いのです。
社会変化の本質は人々の「意識変化の総和」であり、人口の半分の人がある価値感を選択すると劇的に変わるという性質を持っています。

②人間は何のために、何を目的に生まれてきたのでしょうか?
赤岩さんは決して、自分を中心として、他を蹴落として自分だけが君臨するために生まれてきたのではないと言います。
闘争の果てに自分しか残らない世界が出現したとき、何と殺駁ざっぱく とした社会になることか。誰が好き好んでそんな世界に住みたいと思うでしょうか。
人間は、自己の人間性を向上させ、社会に貢献するために生まれてきた、と赤岩さんは考えています。
「世のため人のため」。自分以外の人々のために行動し、それを自分の喜びとすること。利他の精神です。
「こころ」。「モノ」はある程度、幸福の代用はできますが、幸福「そのもの」ではない。「幸福」とは「こころ」で感じるもの。他とは一体になること、すべての人々つながること、喜びを分かち合うことです。

③心の中に無いものは実現しない
最近は『引き寄せの法則』などの本がベストセラーとなり、多くの人に、自らに起こる現象は、自らが心が招く、という考え方が浸透してきました。しかし、これも、心の底から信じている人は数少ないように思います。しかし、間違いなくこの法則は当たっているのです。
何故なら、経営者が「分からない」と思っている会社の業績は一年経っても「分からないまま(業績が低迷している)」なのが現実なのです。
企業業績は、その源流である経営者の心構えで決まるのです。経営者がより、ビジュアルに理念・方針・戦略・戦術を鮮明にしたとき、企業業績が向上しはじめるのです。

【1Action】

人間は、自己の人間性を向上させ、社会に貢献するために生まれてきた!
人は1人で生きていくことはできません。たくさんの人に支えられてきたから今の自分があります。
家族・友達・先生だったり自分を支えてくれた人は多く存在します。また、人だけとは限りません。モノも自分を支えてくれました。
自分自身がこれまで支えられた分、これからは自分が人は支えるという気持ち、利他の精神が生きる上で重要になってきます。
僕も人の喜びが自分の喜びとなるように、本気で相手と向き合って問題や課題を解決できる人間になりたいと思います。

「イメージが未来を創る」(マーク・シューベルト)

引き寄せの法則でもあったようにイメージすることは重要です。自分が達成したい人生のゴールをイメージして、ゴールの世界の高いコンフォートゾーンも想像できるようになっていたいと思いました。
成功した人の共通点として、「将来こうなりたいという自分の姿をイメージし、常に私ならできる」と自らが肯定し続けてきた点です。
高いエフィカシーは強い臨場感へと繋がり、コンフォートゾーンを上げる作用をもたらし、目的思考を働かせたということです。

【1Episode】

夢をかなえる経営計画「会社を元気してて、黒字化を実現する最強ツール」①から濃い内容でたくさんの刺激を受けました。
利己的に生きることは簡単です。しかし、それは生きているといえるのか改めて考えるきっかけになりました。利他的に生きることこそ、自分の存在意義を知れて、人のために力になり、喜ばせることこそ、真の生きることだと確信しました。

「偉大な仕事をする人間は、マジで世の中を良くしたいと純粋に思って生きてる。だからその分、でっかいお金が流れ込んでくる、お金だけではなく、人から愛されたり、幸せで満たされたり、一杯ええものが流れ込んでくる」(夢を叶えるゾウ1 名言)

ビジネスが得意な人は人の欲を満たすことが得意(人を喜ばせることが得意)な人。
人にはどんな欲があって、何を望んでいるかを見抜ける人。

人が欲しがっているものを先取りした行動を心構えたい思います。


【経営計画を活用し、成果を上げるために必要な事項】

経営計画において、達成すべき数字(KPI)は大切です。しかし、それ以上に大切なのは「なぜ、達成することが大切なのか」だと思います。
経営計画を活用するには、まずは「どれだけの人を幸せにするか、どれだけ世の中を良くしたいか」という強い想いを乗せる必要があると考えます。
経営計画を発表して、「夢物語だ、綺麗ごとだ」と揶揄されるかもしれません。しかし、周りから揶揄されようが、経営計画を達成したいという強い想いを貫いた人が偉業と言われれることを成し遂げているのです。
ユニクロの柳井社長もこのように言っています。

やっぱり一貫してやることが大事です。コロコロと意見を変えたり、昨日言ったことと今日言ったことが違う人を誰も信用しません。だから自分で言ったことは、必ず実践する。そういう一貫性が大事だと思います。

言ったらなら、やる。筋を通す。
経営計画で成果が上げるには作成者(経営者)が率先垂範となって取り組む必要があるのです。

上の立場の人は部下を動かすにはどうすればいいのかということに悩むと思います。
しかし、実際は人を動かそうとする自体がおかしいのです。上司、経営者というのは自分が自ら動こうとする環境をつくることが大切なのです。そして、そのような環境をつくれるリーダーを育成する必要があるのです。
例えば、飲食店に入ったときに明るい挨拶や気配りができるアルバイト・パートが多い店舗は店長が自分から進んで動こうとする環境づくりが上手だといえます。
人を動かすとするのではなく、自らが率先して動ける経営計画こそ、真の経営計画と言えると考えます。


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夢をかなえる経営計画 ―会社を元気にして、黒字化を実現する最強ツール https://www.amazon.co.jp/dp/4924947768/ref=cm_sw_r_li_api_glt_i_14JQDVR4Z03KB57ZGXHA

(引用元)

やる前から考えても無駄
株式会社ファーストリテイリング 代表取締役会長 柳井 正
https://v-tsushin.jp/interview/uniqlo/2/



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