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ぎふ信長まつり 足軽エントリー

(2018.8日記) 岐阜市には、「ぎふ信長まつり」というお祭りがある。 岐阜城城主・織田信長をメインとした秋の行事で、大名行列は公募の市民(?)で構成されるイベントだ。 私は毎年、行ったこともない割に大名行列参加したいだの甲冑着たいだの言っているのだが、今年初めて応募した。 役柄は数多き足軽のモブ、ほぼ現地集合現地解散という見込みで書類を送った。 応募用紙には「書類審査と面接があります」とあった。 書類には「氏名、生年月日、写真、自己アピール」の他に「身長、体重、靴のサ

    • 富山帰省 その1

      (2018.8) 帰省、と言っても両親の実家が富山にあるというだけなので正しくない表現ではあるが、ほかに都合のいい言葉も思いつかないので〈帰省〉という言葉を使うことにした。 我が家はどこかの宗教に熱心なわけではないのだが、今年の2月で祖母が亡くなったこともあり富山へ墓参りすることになったことが帰省のいきさつである。 2008年に東海北陸自動車道が開通した。 それまで車での帰省というのはもっぱら下道を走ることで、軽く見積もっても到着まで5時間は掛かるとんでもない土地・それが

      • 明治村るろ剣コラボイベント感想 第四幕

        (2019.12日記) 12:30 ごはんを食べて脱出ゲーム受付へと急いだ。 朝イチはめっちゃ並んでたぽい残骸(ポール)がすごい。 すごいぞ。 東京編のサントラ流れてたけど、これは京都編のサントラ流したほうが正解ちゃうか。 係の人「15:30でゲームオーバーです」 ぴえん さて、脱出ゲームのキット(巻物)を広げて脱出ゲーム開始。序盤から分からん。 〈下記、感想:問題の具体的なネタバレ割愛します〉 ・多分これは、原作に詳しいというより、脱出ゲーム系に慣れているかだ。

        • 明治村るろ剣コラボイベント感想 第三幕

          (2019.12) 特別展を出てしばらく歩くと、剣道場が見えた。 「天翔龍閃チャレンジ」 昨日から知ってる。 〜昨日のやりとり〜 私「何これ恥ずかしい!やりたい!」 友人1「300円じゃん!やりなよ!やってLINEの画像にしなよ!」 友人2「九頭龍閃よりは簡単ちゃうか」 みんな…! ※やりませんでした 途中、やたらcco様とのコラボ食べ物が置いてある喫茶店を発見。 何でも「地獄の」って付ければいいと思うな 予定としては、早めにごはん食べてから脱出ゲームに参加しよう

        ぎふ信長まつり 足軽エントリー

          明治村るろ剣コラボイベント感想 第二幕

          (2019.12日記) 10:20 明治村着いて、入場券買って出発。 脱出ゲーム受付である5丁目の「宮津裁判所法廷 」へ向かいます。 正門からめっちゃ遠いやん… 途中、2丁目の千早赤坂小学校講堂で開催されている特別展示『剣心が見た幕末と新時代の到来』に入る。 ここで特別展と脱出ゲームのセット券を買うと200円引と書いてあったのでそれを買って入場。 セット券の隅に「脱出ゲームは目安時間3時間」と書いてあるのを発見してしまい、白目を剥く。 特別展はなかなか見応えのあるもの

          明治村るろ剣コラボイベント感想 第二幕

          明治村るろ剣コラボイベント感想 第一幕

          (2019.12日記) 連載開始から25周年を記念して、るろうに剣心イベントが明治村で開催中です(12/15まで)。 幼少期、週刊少年ジャンプで道徳を学んだ私としましては是非お伺いしたく単身滑り込みですよ。 今回の目的はひとつ。 博物館明治村×るろうに剣心×リアル脱出ゲーム 「修羅潜む京都からの脱出」 物語ーー 明治維新、それは新しい時代への大きな変革。 激動の時代のなかで、志々雄真実は明治政府への復讐と転覆を企てていた。 神谷活心流門下生のあなたは、剣心や薫ととも

          明治村るろ剣コラボイベント感想 第一幕

          チェコ プラハ旅行 その5

          (2014.12旅行日記) ヨーロッパの歴史には、戦争の歴史と疫病の歴史という側面がある。 世界的に、昔の方が死の概念が近年よりももっと生活に密着していたし、それはヨーロッパでも例外ではなかった。その辺りの経緯は、私の稚拙な説明など不要だ。 チェコの郊外クトナーホラに、骸骨寺という納骨堂がある。 簡単に説明すると、かつてエルサレムの土が撒かれたことにより、納骨希望者が殺到した。 流行病やフス戦争で無くなった身元不明の遺体が安置されるようになり、それら大量の遺骨で寺内部を飾

          チェコ プラハ旅行 その5

          チェコ プラハ旅行 その4

          (2014.12旅行日記) 無休、という言葉は読み手それぞれが汲み取る価値観で意味が大幅に異なる。 それにしても、未だかつて同じ観光地へ3度も足を運んだことがあっただろうか? ーーーーー 12/31プラハ城へ ホテルから地下鉄3駅目ほどの近い距離にある為、徒歩で城へ向かう。積雪が寒い。 1番の目的は、城内に建設されたチェコ最大規模を誇る聖ヴィート大聖堂だ。数世紀かけて建設されたことと、ミュシャのステンドグラスが使われていることで有名。 聖ヴィート大聖堂他城内見学セットチ

          チェコ プラハ旅行 その4

          チェコ プラハ旅行 その3

          (2014.12旅行日記) 旧市街広場は硝煙が立ち込めており、若者のヒャッハー声と爆発音が絶えず聞こえております。 昨年のドイツ同様、新年早々この国は世紀末の形相を呈しています。 こらっ!人混みで花火すんなよ!! 今ならラオウとかハート様とかモヒカンパンク服と釘こん棒装備の人出てきてもおかしくない三 ヾ(⌒(ノ'ω')ノ 今年もよろしくお願いします。

          チェコ プラハ旅行 その3

          チェコ プラハ旅行 その2

          (2014.12旅行日記) 文明とは実に儚いものだ。 WiFiはどこにでもあるだなんて思ってはいけない。 無数に拾うのは韓国語のネットワーク。ここはチェコのはずや… 旧市街地近郊に宿を取ったのは誤算であった。古い町並みとはすなわち、敵軍の侵攻を防ぐよう迷路のような構造で出来ている。 えてして役に立たぬ最新兵器iPhoneを装備した我々歩兵は、地図をクルクル回しながらさらに迷う。 結果として、不本意にも旧市街地クリスマスマーケットまで足を運ぶなどした(行き過ぎ ヒィ…寒

          チェコ プラハ旅行 その2

          チェコ プラハ旅行 その1

          (2014.12旅行日記) 私はこの、スーファミに似た機内コントローラーに夢を託さない。 大抵十字キーが壊れているか、無理ゲーソフトのみが搭載されているかの2択だからだ。 最初に出会ったのは10年前、シンガポール航空だ。 記録の保存機能なしにスーパーマリオワールドをぶちこんでくるゲーマー精神に痺れたものだった。 本日乗り継ぎの大韓航空はコントローラーが故障しており、上下にしか選択ができぬ。選んだソフトのストツーはリュウとケンの強制2択、私はダルシムに十字キーを押している

          チェコ プラハ旅行 その1

          アンコールワット再来訪 おまけ

          年賀状2022

          アンコールワット再来訪 おまけ

          アンコールワット再来訪 その7

          瞬く間に過ぎていった3日間であった。 空港までの送迎に来てくださったのは、1日目の観光でお世話になったダラさんだ(彼は優しくて賢くて歴史オタクで、なんというかナイスガイという言葉を具象化したような紳士なので指名倍率はきっとエベレスト山より高いのだろう)。 空港に着くと車から荷物を下ろしてもらい、チェックインカウンターへと向かった。 チェックインカウンターは団体で混雑していた。よく見ると、おととい入国審査で一緒に並んでいた韓国人団体観光客の添乗員さんがいるではないか。 入国審

          アンコールワット再来訪 その7

          アンコールワット再来訪 その6

          (2019.12旅行日記) 私が小中学生の頃、「進め!電波少年」というテレビ番組があった。 芸人が説明もされないまま外国に連れて行かれて突然ヒッチハイクでユーラシア大陸を横断する旅をさせられたり、数週間日本にいなくてもいい人を募りアンコールワットへの道を舗装させたり、とにかく破天荒な放送をしていた記憶がある(そのためか、同世代のバックパッカーは多い。番組はもちろん、ヤラセ含む)。 カンボジア郊外に車を走らせると、15分程度で街の賑わいは急速に無くなり田園風景が広がる。 さ

          アンコールワット再来訪 その6

          アンコールワット再来訪 その5

          午後からは、アンコールトムその他色々を夕暮れまで観光の予定をしている。 しかしながら、30℃近い気候で外を歩き回っていた全員のライフは0だ。車の中は涼しいけど、やばい、これはやばいぞ。 と、思っていたがさすが考えられたもので、午後の1番暑い時間(12:00-14:30)は昼食であったりお土産物屋だったり屋内プランになっている。涼しい屋内の恩恵に預かりながら、文明の勝利をかみしめた。 15:00ごろになると少し涼しくなって(それでも暑い)、屋外の観光を再開し、アンコールトム、

          アンコールワット再来訪 その5

          アンコールワット再来訪 その4

          (2019.12旅行日記) 再度アンコールワットに着いたのは9:00ごろで、先程真っ暗で見えなかった色々なものを見ることが出来た。 アンコールワットに関しては、私の拙い説明文などもはや蛇足に過ぎないだろう。 申し訳程度に書いておくならば、アンコールワットにはヒンズー教最大の寺院で、日本の仏閣に似た伽藍(配置図の形式)が存在する。 まず第一回廊。 「天国と地獄」というレリーフがあり、日本の閻魔大王や地獄と同じようなイメージの図が壁に施されている。 生前悪い人は、係の人に

          アンコールワット再来訪 その4