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短歌

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川合真生の短歌についてのnote。
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2023年12月の記事一覧

【アボカドの種】を読んで

夫が誕生日プレゼントに俵万智さんの【アボカドの種】を買ってくれました。書評的なことを書くほどまだ読み込めていないのと、書く力もまだ私にはないのでアボカドの種を読んで私が作った短歌を感想として書いておこうかな。

俵万智さんの短歌は、暮らしや生活をダイレクトに感じるし、その時の感情やどんなことを考えたかまでもがすごく、伝わってきます。難しい言葉は使われていないのに、心がしっかり言葉に入っているから、

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#2023年の自薦五首を呟く

今年一年の自薦短歌について。

6月くらいに上旬の自薦もまとめたような気がするけど、その時その時で自分の短歌の中でも好きなものが変わってくるような気がします。私は割と、都会と田舎/親子/暮らしや生活に関することが軸なので、自分の短歌も誰かの短歌もそういうことが入っているものの評価が(あくまで私の中でですが)高いです。あと面白いのも好き。

自薦の二首目と三首目は特に気に入っていて【はざむし】という

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第三十四回伊藤園お〜いお茶新俳句大賞 佳作の一句

短歌をやり始めて初めて出したお〜いお茶新俳句大賞で、一句佳作に選んでいただきました。この上の賞からお茶に印刷されるとのことで、次はぜひお茶のパッケージに載りたいところ。

新俳句は季語なども不要とのことで、割と肩肘張らずに短歌的思考で作れるのが気楽でよかったです。こちらの句は、今は小学生になった長男が保育園年長の頃、登園の時に手を繋いで歩いて行くのですが、園に着いたら友達に見られるのが恥ずかしいか

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今更だけど春のたべもの短歌会の話

2023年4月にXで開催された「春のたべもの短歌会」で【春のたべもの大賞】に選んでいただきました。

短歌ユニット「朝ごはんじゃない」
ぽっぷこーんじぇるさん、姿煮さん、寿司村マイクさんによって開催されたこちらの短歌会。私自身の31字を越えたお三方の素晴らしい評は、ぽっぷこーんじぇるさんのnoteでお読みいただけますので、ぜひそちらも合わせてご覧ください。

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すごく色々な読み方をしてくださ

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