【アボカドの種】を読んで

夫が誕生日プレゼントに俵万智さんの【アボカドの種】を買ってくれました。書評的なことを書くほどまだ読み込めていないのと、書く力もまだ私にはないのでアボカドの種を読んで私が作った短歌を感想として書いておこうかな。

持っておくべき本と思う万智さんの暮らしを歌集で覗き見たとき

川合真生

俵万智さんの短歌は、暮らしや生活をダイレクトに感じるし、その時の感情やどんなことを考えたかまでもがすごく、伝わってきます。難しい言葉は使われていないのに、心がしっかり言葉に入っているから、魅力的なんだろうなあ。

私自身が短歌を詠み始めたのは去年の10月くらいからだけど、自分で作り始める前から俵万智さんの歌集はずっと持っていて、お守りのように側にありました。

たんぽぽの綿毛を吹いて見せてやるいつかおまえも飛んでゆくから

【たんぽぽの日々】俵万智

25歳の頃、入籍して結婚式を挙げる頃に長男を妊娠していて、両親への花嫁の手紙に引用した短歌が俵万智さんのこちらの歌でした。結婚することで、綿毛である私はもう飛んで家を出てしまうけど、お腹には新たに綿毛になる存在がいて、子どもには子どもの人生がある。という気持ちを忘れずに子育てをしていきますよ。的なことを言ったような気がします(泣きませんでした)

自分のお守りになるような短歌をいくつも大切に持っておきたいし、自分でもそういう歌が詠めたらいいなあと思います。

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