アジャイル開発における契約の重要性
■これからキャリア選択や就活を考える方
■IT関連事業での起業を検討している方
■エンジニアを目指している方
現役東工大の学生起業家が「アジャイル開発における契約」について解説します!!
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はじめまして。東工大発ITベンチャーGoMA(ゴーマ)株式会社で代表をしております現役大学生の「平賀良」と申します。
学生起業家です。よろしくお願いします。
今回は「アジャイル開発における契約」について
ご紹介させていただきます。
あなたの時間を無駄に搾取するので失礼なので、
僕の考えを1000字以内でまとめます。
毎日「短時間で学べる情報」を配信していく予定ですので、
良かったらフォロー/いいね!よろしくお願いします。
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【アジャイル開発の考え方】
アジャイル開発では、
「予算、開発範囲、スケジュール」といったものに合意できない代わりに、
①「プロダクトの価値を最大化するために計画を調整し続ける」
②「チームのフローを最大化するために改善し続ける」
③「それぞれの役割を果たすのはもちろん、役割を越えて協力する」
といったことに合意しておくことが重要です。
このような開発手法でできたサービスとしては、
メルカリ、クラシルを始めとした「ネイティブアプリケーション」や、
WEBアプリケーション系のサービスになります。
アジャイル開発においては、
ユーザー(クライアント企業)は、費用を負担し、
ベンダー企業は役務を提供することになります。
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逆に、従来型の開発手法では、
ユーザーが金額、開発範囲(要求)、スケジュールを決定し、
それに対してベンダー企業とあらかじめ合意を取り、
ベンダー企業は成果物を提供することになります。
このような開発手法でできたサービスとしては、
大企業の基幹システムや、大学の教務システム、
金融や証券機関のシステムが該当します。
このような大規模開発案件というのは、
数としては少なく、
現在の開発案件においては、
ほぼ「アジャイル開発手法」を基準とした契約を結ぶ必要性があります。
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【準委任契約と請負契約】
アジャイル開発を進めるための契約体系は、
「準委任契約」になります。
準委任契約とは、
「プロダクトの価値を最大化させることを目的」とした契約内容であり、
現在のアプリケーション開発にマッチしています。
これは、クライアント企業から月額単位の費用負担をいただき、
ベンダー企業は役務を提供しながら、
要求~要件定義~設計~開発を何回も繰り返し、
プロダクトをより良く導くような内容になっています。
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逆に、従来型の開発手法は
「請負契約」になります。
成果物が明確に定義されていて、
「金額、要求、スケジュール」といった指標に、
あらかじめ合意する内容になっています。
しかし、
要求やスケジュールが変更することが、
前提となっているプロジェクトの場合、
明確な仕様を先に確定してスタートさせることは、
クライアント企業にとっても、ベンダー企業にとっても、
双方で多大なリスクとなるので、注意が必要です。
つまり、
アジャイル開発を前提とした案件なのに、
契約体系だけ「請負契約」になっている場合等は、
裁判に発展する可能性もあります。
ですから、
開発案件を進める際に、
一番重要なことは契約内容であり、
「契約する」という行為そのものが、
業務の一部といっても過言ではないのです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
良かったらこちらの記事も参考にしてみて下さい。
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【会社概要】
会社名:GoMA株式会社
称号:東京工業大学発ベンチャー(授与番号110号)
設立日:2019/12/9
代表取締役:平賀良
所在地:東京工業大学田町キャンパス
東京都港区芝浦3-3-6 CIC5階
資本金:300万円
事業内容:
■LINEスーパーアプリの企画・開発業務
■ヘルステックツールの開発・販売業務
■SES事業
■東工大起業塾「Go startup」の運営業務
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