「マイルール」〜13.感情コントロール編〜

感情をコントロールしたい？

そんなの車の運転と一緒ですよ。（偉そうに）

ちょっとやってみよう。

多分そんなに悪いものでは無いから、是非最後までお付き合いいただきたい。何よりもまず、「どうでもいい」という「感情をコントロール」して、最後まで読むことが肝心だ。（上手いこと言ったつもりか）

まず僕は感情というものを、そこまで押さえつけることに賛成はしない。

それでも「自動運転」ではマズかろう。

そもそも洗脳でもされない限り、そんなことはできないし、全くコントロールしなければ、それは事故も起きるだろう。まぁ楽と言えば楽そうだが、僕は痛いのは嫌なので、そういうわけにはいかない。

ということで、最低限のマイルールがある。車の運転ではない。心の運転だ。

本日はそれをお伝えしたい。それでは初めていこう。

僕の「感情コントロール」マイルール

・自分でハンドルを握り、運転する

はい？という感じだが、車では当たり前のことだろう。気ちがいでない限り、運転するときはハンドルを握る。だが、心のハンドルはどうか。自分で握っていると言い切れるだろうか。他人に感情をコントロールされていないだろうか。助手席からハンドルを握って運転されれば、そりゃ事故だって起きるだろう。

・スピードを出しすぎない

アクセルは心でいえば、反応だ。些細な一言に過剰に反応したり、殴りかかっていては、それは事故を起こすだろう。喜びも反応があまりにも異常だったら、逆にわざとらしく感じられてしまう事だってある。事故しそうならアクセルを弱める。必要な分だけアクセルを踏む。適切なスピードというものがある。安全第一だ。

・ブレーキを使う

安全運転にブレーキは欠かせない。目の前に障害がある時に、あえてアクセルをふかし、強行突破する人がいる。確かにできることもあるが、確実に自分の車には傷がつく。ずっと続けていれば、ボロボロになる。心も同じではなかろうか。いつかボロボロになり、故障する。

喧嘩して、論破して強行突破すると、その時は確かにスカッとするかもしれない。ただ障害とぶつかれば、確実に傷がつく。障害を予見したら、ブレーキを使う。そして横をするりと通り抜ける。それが安全運転だ。

・給油する

長時間走り続けるのはやめた方がいい。疲れる。事故も起こしやすくなる。いつかガソリンがなくなる。時には休み、ガソリンを給油することが必要だ。周りが走っているからと言って、あなたが走る必要はない。無理矢理走って事故や、エンストをしては元も子もない。自分のタイミングで休憩し、給油する。

他人より早く目的地に着くこと、同じ場所にいく必要はない。あなたの行きたい場所に無事に辿り着けたら、それは成功である。運転も人生も似た様なもんじゃないだろうか。

・標識を見る、守る

道路標識は事故を防ぐためにある。それは心にもある。それは倫理・道徳・モラルみたいなものだ。それを守らなくてもたまたま事故は起こらないかもしれないが、確率は確実に上がる。

他にも本などからの先人からの学びもそうだ。事故を起こした先人が、こんな時俺は事故を起こしたから気をつけろ。こうするとうまいこといくぞ。そんなことをたくさん教えてくれる。それらを素直に学び、自分の心の標識として持っておくと、さらに安全運転ができるようになる。

・飾りすぎない

目的地に到着するのに、車の見た目は関係ない。むしろ車の機能が正常か、上げるなら車の性能である。確かに汚すぎる車は良くないが、そこまで飾りつける必要はない。外見はピカピカで豪勢なのに、ブレーキオイルはドロドロ。これでは意味がない。安全に目的地へ行くことが何より重要だ。

・行きたい方向を目指す

ディズニーランドに行きたいのに、東京から横浜方面に車を走らせる人はいないだろう。だめとは言わないが、ディズニーランドに行きたいなら、すぐにUターンするべきだ。車の運転ではこれは変な話だが、心ではあるんじゃないか？コミュニケーションではあるのではないか？

相手と仲良くしたいなら、そうなるように言葉や行動を選ぶ。やる気を出させたいのなら、やる気が出る様な声かけをする。心配して相手を怒ってもそれはなかなか伝わらない。どう心配なのか、どうなって欲しいのか、自分がどう思っているのか、きちんと伝えるべきだろう。

車の運転とは違って、いつも行きたい場所に行けるとは限らないが、それでも真逆の方向にハンドルを切っていては、その確率はさらに下がってしまうだろう。

いかがだったろうか。車も心も安全運転。これが一番である。どんなに刺激的でも目的地にたどり着けなければ意味がない。人付き合いでいちいち事故を起こしていては、幸せにはなれない。

自分の目的地はここだ。こうはっきり言える人は少ないのかもしれない。ただやんわりとくらいは決められるんじゃないんだろうか。自然が豊かな場所、暖かいところ、夜景が綺麗な場所、北、南、それくらいやんわりでもいいかもしれない。

人生においてはとりあえず「幸せそうな方」。それでいいんじゃないだろうか。

それではまた。