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凡人が自伝を書いたら

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凡人が自伝を書いてみます。 興味あったら、ご覧ください。
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#note

【凡人が自伝を書いたら 108.凡人、自伝を書く】

さあ、宴もたけなわ。 ここいらで、一旦終いとさせていただきます。 「妹の結婚式」を終えた…

【凡人が自伝を書いたら 71.はじめの一歩(前編)】

さあて、どこから始めようか。 目的は、僕やチーフがいなくてもまわる店にすることだ。 夕方…

【凡人が自伝を書いたら 70.夜王の不在】

ふむふむ。 なるほど、ね。 無限ループ!! 僕は「厄介な問題」に直面していた。 「夜王」…

【凡人が自伝を書いたら 69.新たな依頼】

真夜中。 〜森の中の古いあばら家にて〜 みすぼらしい服装をした、髪の毛少し薄めの中年男性…

【凡人が自伝を書いたら 68.トップのゆえん】

お久しぶりです。どうも、新しい店長です。 「やや滑り気味」の挨拶を、スタッフ達は暖かく迎…

【凡人が自伝を書いたら 67.その店、繁盛店につき】

ほー。 やっぱ言うだけあって、結構忙しいですなぁ。 ははっ! 少し過去に話をさかのぼる。…

【凡人が自伝を書いたら 66.右腕の問題】

ふう。 酒がうめえな。酒が! 焼き鳥と酒。 うめえ。 もぐもぐ。ゴクゴク。(本当はちょびちょび) くはー、うめえ。 ねえチャン!!酒をくれ、酒を!この店の酒、全部持ってこーい!!(あ、すいません。調子に乗りました、はい。) 「いや、しかし、色々ありましたなぁ。とりあえずお疲れ、ウィーす。」 僕は、Yチーフと近くの居酒屋で呑んでいた。 とりあえずの「お疲れ様会」、そして、「今後についての話し合い」だ。 「あの話、どうしようか。」 僕が話を切り出すと、Yチー

【凡人が自伝を書いたら 65.春のように暖かく(下)】

ブルブル。。 ブルブルブル。。おー、寒い。 12月、すっかり冬が訪れていた。 そんな寒さの…

【凡人が自伝を書いたら 64.春のように暖かく(中)】

ふきふき。 キュッキュ。 ゴシゴシ。 ジャー。 ふぅ。 いいぞ。 ピカピカじゃないか。 …

【凡人が自伝を書いたら 63.春にように暖かく(上)】

でたー。 この感じ。 まだ9月なのに、なんだかもう寒い感じ。 エアコンの設定温度を見る。 …

【凡人が自伝を書いたら 62.焼け野原からの復興(下)】

焼け野原に取り残された「か弱い子供達」が、成長し、輝きに満ちてくる。閑散とした「焼け野原…

【凡人が自伝を書いたら 61.焼け野原の復興(中)】

大人しい。 ひじょーに、大人しい。 もう少し、しゃべってもいいんじゃないですか? 僕は正…

【凡人が自伝を書いたら 60.焼け野原の復興(上)】

ここは、福岡県と大分県のほぼ県境。 昔の呼び名で言えば、「豊前(ぶぜん)の国」と言ったと…

【凡人が自伝を書いたら 59.肥前の国(後編)】

それまで、営業支援なんかも含めて、たくさんの店を見てきたが、都会に比べ、地方の店舗というものは、結構独自のやり方があったりする。 普通の生活においても、その地方独自の文化や、しきたりなんかがあったりする。それはお店においても同様だ。 都会に比べ、地方の店舗は店長の入れ替えが少ない。都会の店舗は毎年店長が変わるようなイメージだが、地方では、7〜8年間同じ店長なんてこともザラにあった。 この佐賀県の店舗にも、そういうものは確かにあった。 「親方と姉御」この店は、良くも悪く