【2023読書】No.585『運は遺伝する 行道遺伝学が教える「成功法則」』
本日もお読みいただきありがとうございます。
3年連続500冊の本を読んだ、五木田穣です。
2023年は、500冊(途中で555冊に上方修正)を目安に読んでいく予定でしたが、11月いっぱいで555冊に到達してしまいました😄
そんな2023年585冊目の読書は、
『運は遺伝する 行道遺伝学が教える「成功法則」』
でした。
※なお、この投稿は、本の内容を要約する趣旨のものではございません。
あくまで個人的な感想をベースとしており、その心は、
本は自分で読んでこそ、自分の血となり肉となると考えるからです。
そこは、「知識」と「知恵」の違いであり、
「知識」を「見識」に高めるためには、
あくまで自分の知識と経験を高める必要があると考えるからです。
この記事が、何かのきっかけになれば幸いです。
読もうと思った理由
本屋で見つけまして、
お!橘玲さんの新著じゃん!と、購入して読んでみました。
読んだ感想
と、前回も同じ理由で、読んでますね(笑)
橘玲さんの本は、好きで何冊も読んでいます。
橘玲さんの本は、毎度めちゃくちゃ面白い。全て事実ベース、エビデンスベースで、データベースで、理路整然と語りかけてくれるから。
感覚的なものはズレがありますが、数字は嘘をつきません。
(嘘つきは数字を利用しますが)
今回は、行動遺伝学の知見を深掘り。
行動遺伝学の専門家の安藤寿康さんとの対談本。
運すら、遺伝する。
あらゆることが遺伝している。
そういう前提で捉えることができると、救われる人もいると思います。
この世は、そもそも不公平であり、不平等である。
それを、平等であること、公平であることが善しとされ過ぎているから、
頑張っても、ダメな人はダメだし、遺伝がある。
遺伝の影響がないとすると、頑張ればなんとかなる。
頑張れない自分が悪いとなってしまう。
すべての人に、得意不得意がある。
得意な分野で秀でればいい。
日本の教育は、苦手分野を伸ばそうとしたり、
平均的にできることを求め過ぎている。
遺伝的な特性を把握すること。
大事だと思います。
こんな方にオススメです!
・科学が好きな方
・生きづらさを抱えている方
・自分というものを知りたい方
・ピンときた方