【2022読書】No.483『自然農から学ぶコミュニティー運営』
本日も、お読みいただきありがとうございます。
2年連続で、500冊の本を読みました、五木田穣(ごきたゆたか)です。
2022年483冊目の読書は、
『自然農から学ぶコミュニティー運営』
でした。
※なお、この投稿は、本の内容を要約する趣旨のものではございません。
あくまで個人的な感想をベースとしており、その心は、
本は自分で読んでこそ、自分の血となり肉となると考えるからです。
そこは、「知識」と「知恵」の違いであり、
「知識」を「見識」に高めるためには、
あくまで自分の知識と経験を高める必要があると考えるからです。
この記事が、何かのきっかけになれば幸いです。
読もうと思った理由
自然農関連の本を読みまして、
Kindle Unlimitedで物色していたところ、こちらも本も出てきまして、どういうことだろうと思って読んでみました。
読んだ感想
著者は、スマトラ島のとある村で自然と共存しながら暮らし、管理ゼロでコミュニティーが自然と動き出す循環型コミュニティーの運営をされている中野 美紀子さん。
完全な内省の感想になります(笑)
で、私自身もコミュニティ運営(五木田塾)を5年ほどしているのですが、まさに循環型コミュニティーというか、限りなく自然農に近い形でやっていたなと気づきを得ました。
自然農法では、まずエリア(畑)を作る。そこに、肥料や農薬は持ち込まない。新しい情報とか、最先端の理論とか持ち込まない。そこにあるもので、深く根ざしていく。そこにいる植物、野菜たちがお互いに影響を与えあっていく。その人自身が深みを増し、根を強く張っていく。それが隣り合うそれぞれに影響を与えていく。根は強く張り、絡み合い、支え合う。だから、災害に強い。コロナ禍にも負けない(笑)
畑の主である私は、何もしない。それぞれ育つのを見守る。それぞれが支え合うのを見守る。正確に言うと「何もしない」をするために、何かはする。でも、こっちからめちゃくちゃ何かするとかしない。周りに生えてる雑草(雑念)も抜かない。それが実は、それぞれの野菜を強くする。支える力となるから。育つのを見守る。これ、基本スタンス。
そこにあるのは、信頼。信頼して任せる。主体性を発揮するのを待つ。もちろんそこに個性があり、めちゃくちゃ主張してくる人もいれば、控えめな人もいていい。それが多様性だから。
毎朝必ずグループ内に、日々の世界情勢の動き、出来事についてや、私が思ったこと感じたこと、やったことなどを投稿をしています。それに対して極力コメントをしてと促しています。それは、お互いに影響を与え合うために。
毎月開催している勉強会では、それぞれの近況報告として、1ヶ月の振り返りや次の1ヶ月の目標などを共有する時間をとっています。それも、お互いに影響を与え合うために。それぞれに主体的に勉強会をやって(分科会)とも言っていますが、それもお互いに影響を与え、それぞれがより強く育つために。
勉強会のイベントページ作成、カメラ撮影、懇親会の予約、メンバーの祝い事があればみんなで祝うなど、最初はすべて私がやってましたが、だんだんと任せられるようになり、今では勝手にやってくれるようになりました。野菜が育ったんですね。まさに、自然農法。
五木田塾でやってること、今までやってきたこと、自然農法そのままだなと感じました。現代農業は大量生産大量消費の工業化した農業です。たくさん数を求める。が、五木田塾でやってることは、自分の手が及ぶ範囲の畑の中で、自然と育っていく野菜を見守るだけ。
まさに自然農法。自給自足。そこに生まれていく、自然の美しさを味わっているだけ。まず一区画の畑ができれば、少しずつ拡がっていくでしょう。それぞれが強くなれば、その影響は少しずつ拡がっていくでしょう。種を採取できるようになれば、その影響は全国に拡がっていくでしょう。
新メンバーも欲しいけど、そんなにいらない。むやみに増やそうとすると、培ってきた自然・空間が壊れる。バランスが変わる。だから、新しく人数が増えれば必ずやめる人も出てきました。それは悪いことではなく、それが自然。それでも残った人もいるし、辞めていった人もいる。それが自然。メンバーは入れ替わっていくもの。辞めていくことは悪いことじゃない。自然とは常に変わっていくものだから、それで良い。諸行無常。変化は進化。退化しなけりゃそれでいい。全体として育っていけばそれでいい。
来年は、そろそろ世界が大きく動き出しそうなのでそれに合わせて新たな動きも始めようかと思っておりますが、そこに合う人は残り、辞めてく人は辞めていく。そして、そこに合う新メンバーも入ってくるでしょう。それでいい。それがいい。自然がいい。
それと、自然とは何か?を再考する中で、自分自身についても、気づきを得ました。ここ数年の悩みというか、自分自身に思っていたことですが、肩書きが説明できない、自分に当てはまる肩書きがない。この本を読んで、「あぁ、肩書きなんていらないんだ」と、気づきを得ました。
肩書きなんていらない。私は、職業ではなく「五木田穣」として生きていけばいいんだ。だって、それが自然だ。自然そのままに、あるがままに生きればいいんだ。それが私の価値だ。
「五穀豊穣」という言葉がありますが、穀物が豊作になることを指す言葉です。「五木田穣」と「五穀豊穣」。…似ていますよね。
「五穀豊穣」な「五木田穣」として、生きていけばいいんだ。
そう確信に至りました。
氏名は「使命」。氏名は「指名」。
「五」はただの数字。
(五穀という重要な数ではある)
「木」には、果実が実り、
「田」には、稲が穗る。
「穣」には、穀物が豊かに実るという意味があり、
さらには、一、十、百、千、万、、という数字の単位がありますが、続いて、億、兆、京、垓、秭、穣ときます。10の28乗の単位が「穣」。
10の28乗とは、10,000,000,000,000,000,000,000,000,000となります。とにかく凄い数字です。「穣」という字には、とにかく凄く、実り豊かにするという意味がある。それが、私。
私は、今まで同姓同名の人に会ったことがありません。何度も調べてみてますが、自分以外出てきません。ということは、五木田穣という私の存在は、氏名から言っても、唯一無二の独自の存在ということになります。
一人しかいないということは、絶対に「指名」されることになる。自分しかいないわけだから。「氏名」は「使命」であり、「指名」されることになる。
私は、私だ。そのまんま五木田だ。自分らしく在れば、生きれば、働けば、それでいいんだ。勝手に人が集まってくる。それでいい。むやみに増やそうとしない。それでいい。
で、私個人の使命は、
「人々の心と体と暮らし、人生を実り豊かにする」
と定めました。
「五穀豊穣」な「五木田穣」が、実り豊かにできる「五穀」とは?
と、設定しました。
稲作、果実が豊富に取れるところには、人が集まります。人が集まるところには、村(コミュニティ)ができます。
「五木田穣」の「使命」は、人々が集まる場(コミュニティ)を作ることで、「五穀」、そして、Your Best Solution(あなたに合った最善の解決方法)を提供すること。
その手段の一つが、五木田塾(Your Best Solution Mentorship Program)」であり、「五木田穣」は、心と体を繋げ、人と人を繋げ、人を育て、Your Best Solution(あなたに合った最善の解決方法)を提供する可能性を広げていく。自立と共生した社会を実現させていく。
というのを以前考えていたのですが、今回改めて確信に至りました。
専門性だけを追究していると、こうはならないと思いますが、私はYour Best Solutionを追究した結果、このようになりました。肩書きいらない。名刺もいらない。
ちなみに、Your Best Solutionとしては、
■ビジョン
一人一人が、自分らしく、笑顔で過ごせる『自立と共生』した社会の実現
■ミッション
心身ともに『健康』でありたい方のために「方法」と「場所」と「出会い」を提供する
■ 私たちが存在する理由=価値
身体的、精神的、社会的、スピリチュアル的に満たされた『健康』を提供する。
■コアバリュー(価値観)
・Your Best Solution
私たちは、あらゆる可能性から、あなたの心と体に合った最善の解決策をご提案致します。私たちが提供したいのは、根本的な問題解決です。それを実現するために、あらゆる分野の最新の知識と技術を学び続けます。
・Your Best Partner
私たちは、あなたの生活を笑顔にするベストパートナーでありたいと考えています。教える教わるの関係ではなく、対等な立場で、あなたと同じ目線で考え、あなたにとって何がベストかを共に考え続けます。
・Your Best Supporter
私たちは、あなたの気持ちに寄り添い、心と体のサポートをします。一生涯のパートナーとして、サポーターとして、私たちにできるすべてを提供いたします。
このnoteも自分が思うことを好き勝手書いているだけですが、誰かが読んで、何かのきっかけになればいいなと思って書いています。
こんな方にオススメです!
・コミュニティ運営をされている方
・気になった方
こちらもどうぞ。
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