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読書日記|異国の味

わたしが食の本を選んだのが悪いのですが、あたりまえに料理の単語が多く出てくるのでおなかが空きました。おなかを満腹に満たしてから、読むことをおすすめします。

ところどころフフッとなるような面白い言い回しがあって、好きでした。

例えば、中華料理の話のところで
〜お調子者の小学生男子が力任せにぐるぐる廻し、カスター台に置かれた醤油を倒してお母さんに盛大に叱られます。や、
ドイツ料理の話のところでは
「今晩ドイツ料理行くんですよ!」と、自慢げに話しました。〜 など。

タイトル(目次)がシンプルで好き。
中華料理
ドイツ料理
フランス料理
タイ料理
ロシア料理
イタリア料理
スペイン料理
アメリカ料理
インド料理

わたしは美味しい物が大好きだからあまり◯◯料理というのは深く考えずになんとなく食べていた気がする。もちろん美味しさはしっかり味わって食べているので、そこに関してはなんとなくではない。美味しい物は一口一口幸せを噛み締めながら食べるのだ。

しかしどれも美味しいので、◯◯料理は◯◯料理には勝てない、などは考えたことがなかった。(業界の話)
でもそういわれてみると自分の中でも、"好きな料理人気ランキング"的なものはあるなぁと思った。笑

その国の料理や、日本でのつたわりかたなど、歴史が知れてとてもおもしろかった。
わたしは本当にただ単に美味しい美味しいと食べていただけのような気がする。笑 もちろん食材のことなど、美食に関することは興味津々なので店員さんから聞く話や、ときどきメニューなどに書いてあるうんちくは読んでしまう。

日本人向けにアレンジされていることは知っていたが、"多少"だと思っていたんだけど結構変わってしまっている料理もあるようで、そうだったのか!と驚き。
次からは食べるときに本場との違いを知って食べたいと思った。これはアニメの原作や映画の原作を知りたいのと似ている。

好奇心と知識欲。
あぁおなかすいた。まず何料理を食べようかな?楽しみだ!


おわり

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