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吉田松陰先生に学ぶ、希望とは?

【句会を開く会】
吉田松陰先生と共に投獄され、死した金子重輔さんを悼むための句会が、獄中で開かれた。

吉田松陰先生は、金子さんの死に対して、私の責任だと強く自分を責めた。
しかし、囚人たちが松陰先生の気持ちを汲み取り、追悼句会を開くことを提案したのだ。

松陰先生は希望を抱いたと言う。

ここまで知って僕は、松陰先生の人を思う気持ちのなんたるかを学んだ。

先生は、よく金子さんの話を囚人たちに語っていたのだ。
そのため囚人は、金子さんがどれだけ松陰先生にとって大切な人かを重々理解していた。

金子さんが悪い人ではないことも。

そして、その金子さんに対する松陰先生の思いが、囚人たちへ伝播し、句会を開くことになった。

松陰先生は希望を感じたそうだ。

私は思う。
人は、取り返しのつかない過ちをしたと後悔して悔やんでも、
自分の思いが人へ伝播したことを悟り、希望を抱けるのだと。

人はやはり人によって人たらしめている。

ご縁、念の強さ。
その偉大さやどれほどのものか…
私はもっと知りたい。

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