〈戦略人事の郷中ゼミvol.0〉「戦略人事の郷中ゼミ」とは?

戦略人事の郷中ゼミ誕生の背景


みなさん、おやっとさぁです。
鹿児島県から、株式会社musuhi CHRO平野知実です。


さて、今回は、そもそも何のために、何やってるのかシリーズで
「戦略人事の郷中ゼミ」の土台について解説します。

「戦略人事の郷中ゼミ」は、「戦略人事の郷中塾」という、
半年間で自社の人事戦略をアップデートすることを意図した
クローズド・コミュニティからスピンアウトした、
誰でも単発で参加できるオープンイベントです。

3-4ヶ月に一度、鹿児島のリアル会場で開催していますが、
関わりしろは全部で3種類あります。

①リアル会場参加
②オンタイムzoom参加
③アーカイブ購入

こうなった背景について、説明します。

私は、2022年度、「戦略人事の郷中塾」を2期主催して痛感したことがあります。

それは、、、


解像度を上げれば上げるほど、「人事戦略」なるものは、
多種多様であり、各社によって違いすぎるべきであり、
集合型の講座で“痒いところまで手が届く”具体を探求することは無理芸である

ということです。

例えば、
「○○の面白さについて朝まで語ろうの会」
を自分が主催するとして、
○○に何を入れますか?

漫画やアニメだとしたら、
「鬼滅の刃」「キングダム」「スラムダンク」「ママレード・ボーイ」「君に届け」「推しの子」
なんでもいいです、
アツイ固有名詞を入れれば入れるほど盛り上がるでしょう。

ところがこれが、
「少年ジャンプについて語ろう」
くらいのレイヤーならまだいいとして、
「漫画の面白さについて語ろう」
「日本のアニメの面白さについて語ろう」
くらいレイヤーを上げてしまうと、
途端に抽象的で普遍的な話が増え、
参加者全員を響かせることが難しくなります。

(今でも覚えてますが、人生で最も記憶に残ったカラオケの体験は「ミスチルしか歌わないミスチル好きによるミスチルカラオケ」でした。何が来ても、「あーその曲ね!」と、自分ごとになるから飽きる暇がなかった)

同様に、戦略人事の郷中塾で探求している「人事戦略」なるものは、
「経営理念」や「経営方針」があり、
それを土台としてつくられた「経営戦略」を実現するための、
その人事・組織のバイブル的存在であり、
テーマ領域としてはかなり高いところにあります(上から何番目かは、どのフレームで整理するか次第です)。
人事・組織に関わる全てのことを統括する存在感です。

理念・企業規模・ステージ・業績・方針・業態などにより、各社異なり当然のもの。

なので、「戦略人事の郷中塾」では、どのような会社にも通じる、“経営と人事の原理原則”的なテーマを、ファンクション(人事機能)を中心にした編集で取り扱ってきました。

でも、人事(出身)の私としては、もっと言いたいことというか、問いたいことがたくさんあったんですよね。

ここで誕生したのが、「戦略人事の郷中ゼミ」です。
マジョリティを優先するために取り扱いきれなかったことがある、
それらは、わかりやすいテーマではなく、
もっとニッチだったり、マニアックなテーマだったり、
「そこ!?」っていう、ナナメの編集によって出てくるものかもしれない。
それを扱うのが、少人数でワイワイやれる郷中ゼミ
、というわけです。

また一方で、鹿児島には面白い会社さんがたくさんあります。
素敵な人たちが日々を営んでいます。
そういう方々が、「戦略人事の郷中塾」に集まってくださいました。
だから、郷中塾卒業生たちが、これからも、
エンタングル(交わり合う)して、
熱量高くお互いをエンパワメントし合う、そういう場を通して
経営が推進されていくーーーーそんな機能をつくりたい
と願いました。
そのことにおいて、「人事戦略」というテーマ設定はぴったりかもしれない、と思いました。
人に想い、あるいは、課題のない会社なんて存在しないからです。
あるとしたら、目的がないか、一人でやってるかのどちらかでしょう。


そして、この「戦略人事の郷中ゼミ」で話される話は、
何年経っても色褪せない、生きた辞書みたいな存在になると思いました。
そういう人と、そういうテーマを扱おうと決めた、
ということでもありますね。
だとしたら、鹿児島が起点なんだけど、鹿児島に閉じるのはもったいない、
きっと面白いムーブメントに育っていく
ので、
全国の観たい人に届いたらいいなとも思いました。

そんな話を、musuhiCTOの大知と、hataoriクリエイターのシオネ、株式会社KISYABAREE(キシャバリー)のすべさんに話したら、
面白がってくれて、「番組にしようぜ!」となりました。

つまり、「戦略人事の郷中ゼミ」は、郷中塾生を中心にリアルに人が集まるイベントでもあるし、その会場に集う人たちと収録を共創していくエンタメ番組でもある、ということ。

これらのことから、
郷中ゼミへの関わりしろは

①リアル会場参加
②オンタイムzoom参加
③アーカイブ購入

と、なっていきました。

2023年度は、5月、8月、11月、2024年2月開催予定です。
どこかで見かけたら、あなたも参加しもんそ!

では、次回は、早速!郷中ゼミ収録作品を紹介していきたいと思います。


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