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また一つ、素敵な動画の話。

また一つ、企業の広告で、心が動くお気に入り動画コンテンツが増えました。

その動画がこれです。

考えてみたら、今年の卒業生は3年間の学生生活の中、2年間はコロナで青春を押さえつけられた学生達なんですね。
部活が出来なかった学生、文化祭や修学旅行もなくなった学生、思い描いていた青春と違った暮らしになりながらも、その暮らしから得たものもあったんだ。っていうポジティブな動画です。

この答辞の原稿を作るために、何人もの高校生からリアルな生活を取材して、胸打つエピソードや言葉を土台にして作り上げたと記事で読みました。
結果、学生だけでなく働く大人からも反響があったようです。

コロナになって二年、コロナをテーマにしたPR動画はたくさん制作されたと思いますが、見たものの中では、とても生っぽいし、リアルに十代の卒業生たちが表現しそうな言葉選びや、動画や写真の残し方からも、濃い取材をしたんだろうなと感じました。
部活場面や友人とふざける場面など、自分の高校時代と重なる場面もあり胸が熱くなりました。

これはもちろん広告であって、作り物ではあるのですが、やはり今は「真実」だったり、よりリアルな描写で心が動くコンテンツが受け入れられるのは間違いないと思います。

以前、動画マーケティングの記事を書きました。

そして「多くの人に見てもらいたい」ではなく、「一人でいいから深く心に残したい」。そういう割り切った覚悟のあるコンテンツしか、処理しきれない情報量の波に飲まれていくように思います。

これからの広告自体が、こんな風に心を打ち、記憶に残るものばかりであってほしいと思います。


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