見出し画像

【Glocal Shift Programme】〜チーム結成・活動テーマ決定編〜

こんにちは!インターン生のみぞ&ゆうひです。

お盆休みを終え、8/17~8/18はチームでの探求活動に向けて、チーム決めを行い、チーム活動のテーマをそれぞれ決定しました!

▼ Glocal Shift Programmeの活動についてはこちら ▼

〇チェックインの様子

ワークの始めに緊張をほぐし、場を温めるために、お題を選んで話をします。

▼高校生の声(一部抜粋)
・宇治の自衛隊の打ち上げ花火を見た!綺麗だった。
・夏休みは深夜までゲーム三昧、祖父母の家で花火。
・今日ここに来てリアル参加できて楽しみ!夏休みは研修旅行で北海道に行ってた。自然たくさんでよかった。

チェックインの後は、次のワークに向け、体・息・心を整えるためにヨガを行いました。

〇インフォーマルコンステレーション

ヨガで体を整えた後に行ったインフォーマルコンステレーションでは、自分が活動を通して探求したい分野を考え、その分野と関連するSDGsの目標と近い位置に立ち、興味関心のある分野を向いて、自分と仲間の探求したいことについて知ることができました。体の感覚を大事にする、という新しい視点で臨みました。

自分が心地よいと感じる場所に立って向かう方向を決めたら、近くにいる人と「なぜこの場所でこの方向を向いているのか」を話し合い、自分や相手の興味関心について考えを深めました。

▼高校生の声(一部抜粋)
・3番(健康と福祉をすべてのひとに)に立っている。特に心の健康に興味がある。8番(働きがいも経済成長も)を向いているのは経済的な事情や仕事の負担が心の健康に関係していると思ったから。働き方や教育を混ぜて解決できたらいいな。
・9番(産業と技術革新の基盤を作ろう)に立って8番(働きがいも経済成長も
)と4番(質の高い教育をみんなに)を向いている。9番を達成するには人材が必要、つまり、教育が必要だと思った。8番も見ているのは大人が仕事を楽しくなさそうにしているから。

その後、話し合って考えが変わった人のためにもう一度移動タイムがありました。後ろに下がって視野を広げたり、人と話して向く方向を変えたりして各々にとってより心地く感じる興味関心の立ち位置を探していました。

最終的に、立ち位置や向かっている方向が似ている人とチームを組みました。

〇ブレインストーミング

そうして分かれた2チームでブレストカードを使用して行ったブレインストーミング。テーマは「昨日見た夢」。ランダムにカードを2枚引いて、そのカードの絵柄に関連させて、昨日見た「嘘」の夢について5分間アイデアを出し合いました。

1回目のブレストでは、それぞれ12個と13個のアイデアが出されましたが、2回目にはそれぞれ60個と48個のアイデアを出すことに成功しました!

1回目より2回目のほうがチームが打ち解けることができ、意見を言いやすい雰囲気でブレストを行えたのではないかと思います。

〇コンセンサスゲーム

コンセンサスゲームとは、合意を取るプロセスを重視するためのゲームの一種です。今回は「砂漠に不時着した!持っているもの12個の優先順位を決めよう!」というお題で行いました。

コンセンサスゲームのルールは1つ。全員が納得するまで話し合って答えを決めることです。話し合いでは意思表示をしやすいようにハンドサイン(👍、👎、✊(どちらとも言えない))を使用しました。

チームによって救助を待つか、100キロ離れた街まで歩くかなど方針の違いが出ていて面白かったです。全員が最初に個人で作った答えよりもチームで話し合って決めた答えの方が点数が高くなっていて合意形成の重要性を目に見える形で体験することができました!

18日は前日の3つのワークを踏まえて、なんとなく興味が似ていてチームが組めそうだった3人とそれ以外のメンバーに別れ、進捗を共有しながらオンラインでワークを行いました!

〇チーム決め(簡易版インフォーマルコンステレーション)

まだチームが決まっていないメンバーと17日のワークに参加できていないメンバーは、前日にも行ったインフォーマルコンステレーションの簡易版を行い、興味のある分野の共有をした後、2グループに分かれて話し合いの時間をとることで、さらに深くお互いの興味を共有しました。

▼共有の様子(一部抜粋)
・言葉のいじめ、心の健康、選挙。3つ掛け合わせるのは難しそうに見えるけど対話→理解が重要という点で共通してるよね。
・格差や発展途上国の人たちを対象に取り組みたいというところは一緒だけど対象の人がどんな生活をしている人かが違うよね。

「他の人の話を聞いて取り組みたいことが変わった」「ここにいないメンバーの話も聞きたい!」といった声が上がっていました〜

〇可視化ワーク

★貧困チーム

前日のワークで大きく貧困に興味があると集まった3人は”問題を可視化する”ワークから取り組みました。貧困の中でも教育、飢餓、ジェンダーと興味がある内容は様々…。まずはとにかく書いてみる!を目標に可視化ワーク前半戦に取り組みました。そして、チームが決まっていないメンバーへの進捗共有を挟み、チームの方針に共感した1名の新メンバーを迎えることに!その後、イメージなのか事実なのか、情報源は信頼できるか情報の信用性についても考えながらワーク後半戦に取り組みました。

▼ワークの様子(一部抜粋)
・最初は教育に興味があったけど、2人の話を聞いてみたら教育も貧困もつながるなと思った
・誰に向けて支援したいか、どんな人たちの問題を解決したいのかがまだ決まってない…
→お金がないことが問題じゃないかな?
・絶対的貧困か相対的貧困どっちに取り組む?
相対的貧困をなくすためにはまず絶対的貧困の解決が必要だと思う!
・実際行ったことがあるわけじゃないからイメージがつかない…

「お金がないことが問題である」という共通意識を持てた3人でしたが実際に行ったこと、見たことがない場所のことを考えるのに苦戦していたようでした。

★チーム未定チーム

チーム未定のメンバーたちは自分の興味のある問題についてそれぞれ可視化し、共有することで他の人との共通点、チームとして取り組めそうなのは誰なのか、何なのかを探りました。

▼ワークの様子(一部抜粋)
・取り組みたいことが違っても同じキーワードが入っていたりして共通点がある
・下2人と上2人は結構共通点がある!
・他の人と共有してみるとより優先度の高い問題は別な気がしてきた!

まだチーム結成には至らなかったものの可視化を行うことで問題も整理でき、興味が近い人をそれぞれ見つけることができました。

〇チェックアウトの様子

▼高校生の声
頭の中にあることを口に出してみて、話し合うことでよりイメージすることができた。
・ジャムボード使ってみて、意見のつながりが見えてよかった。
・みんな別々のゴールがある中で、一見遠いように思えても何かつながる部分があるということに気づくことができた。

貧困チームは共通意識も見つかり、チーム未定のメンバーもチーム活動に向け進み出しました。私(ゆうひ)が一期生として参加したときも平和という大きなテーマをもとに集まったはいいものの、それぞれ日本なのか世界なのか、どの分野からアプローチしたいのかが全然違って大変だったことを思い出しました。これからどんなチームになっていくのか、それぞれが今掲げているゴールがどのように変化していくのかとても楽しみです!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?