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[解説と設問を発表]米国のEVシフトがサプライチェーンの変化を加速【IT社会の英語ニュースについて議論する】第6回 6/1(木)20時 @オンライン

割引あり

グローバルな場で必要な英語力て何?「ITと社会」を英語で理解し、発信するための新英語ワークショップ。

2023年から始まった新しいワークショップ[IT社会の英語ニュースについて議論する]第6回開催のお知らせです。今月は書籍[VOAで聞き読み IT社会の英語ニュース入門]のなかの[Topic 3 IT社会を支える基盤: グローバルサプライチェーン]を取り上げます。このワークショップの解説と設問を発表します。詳細は以下のセクションでご確認ください。

ワークショップ第6回「米国のEVシフトがサプライチェーンの変化を加速」のご案内

今回の記事は書籍「VOAで聞き読み IT社会の英語ニュース入門」の中には含まれていません。しかし、このテーマが大変重要なので、追加で記事 「New US Electric Vehicle Rule Would Speed Supply Chain Changes(米国のEVに関する新ルールは、サプライチェーンの変化を加速させるだろう)」について英語で議論します。記事はウェブで読めますので、書籍未購入の方も是非、ご参加ください。

これまで、世界のどの国よりも一人当たりの二酸化炭素排出量が多かった米国が劇的な変化を遂げようとしています。支持率はさほど高くないバイデン政権ですが、選挙時の公約を守るべく、グリーン経済政策を果敢に推し進めています。

米国環境保護庁は、米国で製造される自動車の平均的な排出量に、より厳しい制限を設ける規則案を発表しました。この規則案は、二酸化炭素排出量の許容限度を大幅に削減するもので、自動車メーカーは、2032年までに生産する自動車の約3分の2が排ガスを出さないEVでなければ、遵守する方法がないことになります。

この大胆なEVシフトは、今後の世界の自動車産業、グローバル・サプライ・チェイン、そして脱炭素社会の進展に大きな影響を与えそうです。今回は、今後のグローバル経済の方向性を左右しかねない米国の産業及び環境政策について、英語で議論します。このワークショップの詳細は以下の通りです。

日時: 2023年 6月1日(木)20時~21時30分
場所: オンライン
定員: 10名程度まで
費用: 初回または見学のみ: 800円(オンラインのみ)~

教材は以下のHPでご確認ください。「ITと社会」の各テーマに関する解説も含まれていますので、できるだけ、テキストを購入されることをお薦めします。準備なしでは設問には答えられないと思います。設問は参加予定者及びオンライン・サロン/有料ニュースレター会員に送付します。

New US Electric Vehicle Rule Would Speed Supply Chain Changes

チケット

チケットは以下のYahooチケット・サイトから購入、もしくは銀行振込みでお願いいたします。

米国のEV新ルールがサプライチェーンの変化を加速【IT社会の英語ニュースについて議論する】第6回 6/1(木)20時 @オンライン

また銀行振り込みの場合、以下のサイトから用紙をダウンロードしてご利用ください。

詳細は前回のnote記事でご確認ください。

[追加開催]米国のEVシフトがサプライチェーンの変化を加速【IT社会の英語ニュースについて議論する】第6-2回 6/1(木)20時 @オンライン|Global Agenda

解説

きっかけはパンデミックでしたが、その後に勃発したロシア・ウクライナ紛争、そして深まる環境危機を背景に産業界の再編成が進んでいます。長らく製造業は安定した国際平和を基盤としたグローバル・サプライ・チェインに支えられてきたわけですが、そのエコ・システムが激変しようとしています。

先回のワークショップで取り上げた「半導体製造」の国内回帰もその一つですが、もう一つの大きな変化がバイデン政権が提唱しているEV製造に関する新しい法案です。これは、脱炭素社会に向けて、世界の自動車産業でEV製造が主流となる中、米国が業界の生き残り策のための切り札としている法案です。国内ではそれに反対する既得権益層(石油などのエネルギー業界など)もあったことは事実ですが、米国内で高まる産業や軍事における「中国脅威論」を利用して、バイデン政権は着実にグリーン・エコノミー政策を進めているようです。

ここから先の情報、設問はイベントへの申込者、サロン/メンバー/有料ニュースレター会員、note記事購入者に公開します。

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