見出し画像

withコロナ時代のインナーブランディグ

あっという間の金曜日です。
今朝オフィス近くのコンビニで「アイスコーヒーのメガ」を頼んだら、ホットコーヒーのMが出てきました。たまにあるのですが、なんて自分は活舌が悪いんだろうとゲンナリしますね。

その熱々のホットコーヒーを飲みながらnoteを書いています。(熱っちっちぃ…)
今日は「withコロナ時代のインナーブランディグ」というテーマで書いていこうと思います。
新しい働き方が進んだ先で起こる課題と、そこに適応したインナーブランディングの重要性について考えていきたいと思っています。

ただ、何か結論めいたものはまだありません。
まだ何が正解かは分からない中で試行錯誤していく覚悟みたいなものです。

大手を中心にテレワークを定常勤務に組み込む動きが出てきています。今後の第2波、第3波、そして緊張が高まるであろう冬場に向けて、テレワークの制度的準備を進めている企業が多そうです。

今回のコロナ禍でテレワークは一気に進みました。今後日本にどれだけ定着するかは不明ですが、大手を中心にある程度市民権を得そうな状況です。

実際にテレワークをした多くの人が「テレワークでもやれる」と感じたのではないでしょうか。様々なデータを見ても、テレワークによる業務のミスや事故が増えたとかを聞きません。

今ある仕事をやるだけであれば、どこでもできることが証明されたのは事実だと思います。日々のやりとりはSlackで、ミーティングはzoomで、ファイルの共有はDropboxでと便利なサービスが沢山あります。

VPN環境があれば、自宅にいても社内サーバーへのアクセスも可能です。そして、それを実現する安価なWifiサービスも世の中には沢山あります。

一方で、これまでの2~3か月のテレワークを順調に過ごせた要因として、以下の2つを見過ごすことはできないと思っています。

・これまでのリアルコミュニケーションの貯金があった
・緊急事態ゆえに一体感(モラール)が高まった

逆に言えば、現在はリアルコミュニケーションの貯金を使いながらテレワークをしているともいえます。これは新卒や中途など、新しいメンバーが今のオンライン環境でチームに溶け込んでいくことを想像すれば、いかにこれまでのリアルでの貯金が効いているのかが分かると思います。

また、緊急事態はいつまでも続きません。続いたら困ります。緊張感が高かったゆえに、今後緩んでくることも考えられます。

テレワークでのクリティカルな課題は今は起きていません。
これから中長期で明確になっていくものと思います。

予測している課題は以下の3つです。

1.生産性

現在は移動時間の削減が1人当たりにおける最大の生産性の向上になります。一方で企業側にとっては交通費とオフィス家賃の削減です。また、優秀な人材の採用と定着にも効いてくると思います。

しかし、最終的にはテレワークでも新しい付加価値を生み出せるかが論点なので、中長期で結果は出るかと思います。

仕事の効率が下がったと感じている人が多いですね。制度として整っていない中でのスタートですから当然だと思います。この辺は時間をかければ乗り越えていけると思います。

画像1


2.ロイヤリティ


サイバーの藤田社長はブログでこう書いています。

リモートでは一体感、チームワークは損なわれます。また、リモートではかなり極端に成果主義、個人主義に振らざるを得なくなり、それは当社の根本的なカルチャーと相性が悪いです。それらは数値には出来ないですが、当社にとっては強みが失われかねない由々しき問題です。

これは難しい判断なんです。恐らくですが直近では一体感やチームワークが心の部分では損なわれていないと思います。様々なITツールを使うことや、緊急事態という状況から、逆に一体感は高まったと感じる人も多いと思っています。

藤田さんはきっと、直近のわずかな変化から中長期の見通しを経営者の肌感覚でとらえているのだと思います。

一体感やチームワークなど、会社へのロイヤリティがゆるやかに低下していくのはこれからだと思います。今後、こちらについても評価されることと思います。

3.メンタルヘルス

この2か月で仕事上のストレスを抱える従業員が増えています。緊急事態ということもあるでしょうし、家庭内での働く環境もあるでしょうし、今後の見通しへの不安もあると思います。

画像2


上記は企業や個人が対処していくことで段階的に緩和されていくと思います。一方でテレワークを進めることでの「孤独感」はより明確になると推測しています。

テレワークスタート時点では、そのライト(合わなくてもいい)な人間関係が楽で、ストレスも少なく、気持ちいい部分があったかと思います。

しかし、こちらもどこかのタイミングで潮目が変わると見ています。個人差のあるものなので、全く問題ない人もいると思いますが「孤独感」を覚える人が増えると思います。

「自分は果たして必要とされているのだろうか」
「自分は評価されているのか」

など、コミュニケーション不足から疑心暗鬼になりがちです。

また、中長期で決定的に難しいのは社員の出入りです。
新しいメンバーをいかに馴染ませ戦略化するか。

テレワークという働き方を前提にしたチームビルディングが必要です。
これまでほとんどの組織やチームが取り組んだことのないこの領域の「解」はまだわかりません。しかし、全てのチームが試行錯誤しながらトライ&エラーを繰り返すことになります。

ここで大きな役割を担うのが「インナーブランディング」だと考えています。

今ある仕事をやるだけであれば、どこでもできることが証明されたのは事実だと思います。

一方で、ちょっとした息抜きや、気づき、発想など、偶発的な出会いは、簡素化された業務上のオンラインコミュニケーションで全てを再現することは不可能です。

オンライン上でのインフォーマルなコミュニケーションをどう仕組み化するかが問われています。何も無駄話をするという話しではありません。

テレワークのその先で、企業や個人がよりイノベーティブになれる働き方こそ、afterコロナのワークスタイルだと考えています。

そのためにもインナーブランディングの重要性は今後益々高まっていくと思います。
新しい日本を創るお手伝いを「インナーブランディング」という切り口でやっていこうと思います。

今日はまず、その決意表明なnoteです。
ではでは。



こんにちは。最後までお読み頂きましてありがとうございます。このnoteは僕のつたない経営や、インナーブランディングを行う中でのつまづきや失敗からの学びです。少しでも何か皆様のお役に立てたら嬉しいです。サポートはより良い会社づくりのための社員に配るお菓子代に使わせていただきます!