（毎日5分news）31日早朝に延期、民間初の有人宇宙船打ち上げ。

おはよう、近所のマクドナルドにイートインが戻ってきたよ。

◻️筋道
スペースXによる初の民間開発の有人宇宙船ドラゴンクルーの打ち上げの予定が、31日早朝に延期。

◻️どうして？
悪天候が原因で打ち上げ延期。元々、28日早朝の天気による延期確率は60％だった。

◽️注目なの？
アメリカ政府が開発コスト等から有人宇宙船の打ち上げをやめ、ロシアのソユーズから宇宙飛行士を宇宙に行かせるようになり、最後にロケットを発射したのが2011年。そこからいくつかの民間事業が宇宙開発に名乗りをあげ、ついにスペースXが政府の承認を経て、無理だと言われながら開発を始めてから9年、運命の日を迎えた（延期になったけれども）。

◻️ロケット自体が初めてなの？
スペースXは、既にISS（国際宇宙センター）に物資等を届けており、物資の打ち上げ、運搬には成功している。また、パイロットを乗せない状態のISSドッキングは2019年3月に成功している。今回は有人宇宙船の初打ち上げだった。

◻️打ち上げられた後の予定は？
2人の宇宙飛行士は、ISSにドッキングしクルーを届ける予定。

◾️glance
スペースXは、打ち上げたロケットを軟着陸させ再利用できるように設計するなど、宇宙への高額なフライト費用を改善する戦略を立て、その開発に成功している。彼らの最終目的は火星だ。彼らが今後の開発を進める事により、より多くの人が宇宙に行ける門戸が広がる事になる。今回の民間による有人宇宙打ち上げは、宇宙開発の大きな大きな一歩となる。31日の朝は中継に釘付けだ。