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2018年グラグリッド10大ニュース

2018年も、いよいよ終わりが近づいてきましたね。
今年の流行語や、世相を表す漢字など、様々なメディアで今年のふりかえりを見る機会も増えました。グラグリッドメンバーもこの流れにのって、今年をしっかりふりかえるために、今年1年を「10大ニュース」にまとめました!

さてさて、どんな一年だったのでしょうか?

▼2018年グラグリッド10大ニュース!
1位:新しい事業を創出するサービスデザインのプロジェクト、急増!
2位:小学校で絵を活用した「未来を進む力」を育む授業スタート!
3位:郡山で、地域の人たちと一緒に「地域デザイニング」を実践
4位:意識を変えるワークショップ、北海道から九州まで全国行脚
5位:日経電子版広告賞 大賞を受賞!
6位:日本デザイン学会での学会発表
7位:スタッフ全員で、働き方を整備
8位:サービスデザイン国際カンファレンスに参加
9位:グラグリッドという会社の価値、ナレッジの明文化
10位:サービスデザインインターンシップ制度、実施

1位:新しい事業を創出するサービスデザインのプロジェクト、急増!

グラグリッドでは、共創型サービスデザインファームとして、「新しい、イノベーティブな事業を創出したい!」という企業や組織から、多くお声がけをいただくようになりました。

ライフスタイル、建築、旅行(着地型観光、インバウンド)、AI、システムインテグレーション、疾患啓発、働き方改革、食品など、分野は様々!
キックオフから調査、プロトタイプ、評価、事業化、様々なシーンにて事業創出に関わっていくことができました。

2018年は「デザイン経営」という言葉に代表されるように「デザインの力で事業創出し、組織を変革していく!」という潮流がより強まった一年でもありました。2018年に続き、2019年も、この流れを加速していく力になれるよう、がんばりたいと思います!

2位:小学校で絵を活用した「未来を進む力」を育む授業スタート!

新宿区落合第六小学校×グラグリッドで、「おえかきシンキング」授業を行いました!
楽しむ」「空想する」「きく」「まとめる」の全4回で、子供たちの「閉塞感を打ち破って、不確実で見えない未来を進む力」を育むことを目的としています。

体育館いっぱいに紙を広げて描いたり、未知の国の生き物を空想したり、自分や相手の声に耳を澄まして描き、まとめたり。
授業づくりでは、先生たちとたくさん試行錯誤していった結果、「子供たちの人間性の積み上げのベースになっている!」と、手ごたえを得られました。
来年以降もこの活動は続いていきます!

3位:郡山で、地域の人たちと一緒に「地域デザイニング」を実践

「郡山の魅力ある地域ブランディングを目指した新たな観光サービスを創出しよう!」というプロジェクト。JTB様、地域のリーダーやコミュニティ、住民、行政のみなさんと一緒になって、新たな観光サービスを考えていきました。

真冬の猪苗代湖でしぶき氷を見るなどの現地視察や、ワークショップをともに行っていくことで、地域の方々が「自分たちには、誇れる水がある」「文化を交流させるような、風が循環する街にしよう」と、誇れるコンセプトを見出していったことが印象的でした!
(実施内容や、地域の中で芽吹いた様子も、「地域の魅力を掘り出し商品化するサービスデザイン「地域デザイニング」郡山で芽吹く」記事でお読みいただくことができます!)

4位:意識を変えるワークショップ、北海道から九州まで全国行脚

2018年は、意識を変えるワークショップを、どんどん全国へ広げていった1年でした。
北は北海道から、南は九州まで。防災・減災コミュニティの育成、疾患啓発等、各地で様々な参加者の方とお会いし、ともに描き考えていくことができました。

ワークショップ全国行脚の日々が続く中で、特に楽しいのが、全国各地のビジュアルファシリテーターと一緒に場をデザインできること!互いに学び、研鑽しあっています。

5位:日経電子版広告賞 大賞を受賞!

私たちが参画した旭化成さまのフォーラム採録が、日経電子版広告賞の大賞を受賞しました!
デジタル媒体の特性を活かした表現として、グラフィックレコーディングの可能性を評価していただきました。

日本経済新聞 電子版特集「Think 2050 ロボット、クルマ、バッテリーの専門家が本気で語る一日」では、名古屋・小野によるグラフィックレコーディングの様子を見ることができます!ぜひご覧ください。

6位:日本デザイン学会での学会発表

日本デザイン学会 第65回 春季研究発表大会にて、『ビジュアルファシリテーションが活用される領域と役割』というテーマで発表を行いました。(第一著者:和田、共著者:三澤、東海大学富田先生)

「「領域」と「役割」の違いを理解することで、より価値あるビジュアルファシリテーション(VF)の活用をしていこう!」というメッセージを論文に込めています。
noteでも、ビジュアルファシリテーションの「6つの領域」「9つの役割」についての解説記事を書きました。実践者、企業の方などとともに、価値ある活用へ向けてのディスカッションを深めるきかっけともなりました。

7位:スタッフ全員で、働き方を整備

2017年に4名体制になったグラグリッド。2018年は、これからの成長を見据えて、働き方の整備を行っていきました。

労務管理、人材育成、ビジネス戦略、プロジェクトの管理方法、採用など、話し合ったことは多岐に渡ります。特に2018年は、制度面での整備を重視。社労士事務所さんと一緒に、働く一人一人を大切にする制度づくりを開始しています。

8位:サービスデザイン国際カンファレンスに参加

今年はサービスデザインの国際カンファレンス2つに参加しました。
夏にはグラグリッドのパートナーの玉田がイタリアのミラノで開催されたServDes. 2018に、秋には名古屋がService Design Global Conference2018に、それぞれ参加してきました!

グローバルで、最前線のサービスデザインの潮流を体いっぱい感じてきて。
「今後、サービスデザインは「関係性」というものをどのように考えていくべきか?今後、サービスデザインが発展していく上で決して忘れてはならない視点とは何か?」
「パートナーシップを通じて、自律的に自走しながら、自分たちを分析できる組織づくりをサポートするサービスデザインはできないか?」
そんな、日本でのこれからのサービスデザインの取り組みについて、私たちが現場と研究、両方で問い続ける大事な問いを手にいれました。

9位:グラグリッドという会社の価値、ナレッジの明文化

サービスデザインのプロジェクトを積み重ねていく中で、グラグリッドではたくさんのナレッジを蓄積してきました。
編集者の方、デザイナーの方と一緒に、会社の価値、私たちが大切にしていること、実践・研究で積み重ねたナレッジを研ぎ澄まし、会社案内などのカタチにしていきました!

その中で生まれたのが「これからを描きつくる」というコピー。
ビジュアライズし、新しい仕組みをつくっていきたい!という私たちの想いが詰まっています。

10位:サービスデザインインターンシップ制度、実施

9月には、サービスデザインプロジェクトのインターンシップを実施しました。
今年参加したのは、三澤がサービスデザインの授業の教鞭をとっている、金沢美術工芸大学の学生3名。

事業化へ向けたプロジェクトに参戦したりワークショップで新しいサービスのコンセプトを考えたり、共にこれからの社会の中でのサービスデザインの重要性を語り合ったり。
私達もたくさんの刺激をもらいました!

「これからを描きつくる」ための一年

2018年は、海外でのビジュアルファシリテーションの潮流・道具もたくさん得た1年でした。


「EuViz」という、Visual thinking をファシリテーションやイノベーション創出や、組織開発などに活かしている人たちが、そのノウハウをシェアしたり高め合うためのカンファレンスに参加して、著名なファシリテーターと語り合ったり…

ドイツのワークショップ文具「ノイラント」を爆買いしたり…

「これからを描きつくる」ためのつながりや道具を、世界でも日本でも、たくさん手に入れた1年でした!

2018年も一年、ありがとうございました!
2019年も、未来を描きつくっていくグラグリッドを、どうぞよろしくお願いいたします。

(三澤、名古屋、和田、小野)

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