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【日本ゴリラ化計画】京都編①ハンサムゴリラ・モモタロウ


私たちがめざすもの、それはゴリラ。


この日本をおちゃめでパワフルでラブアンドピースな
ゴリラの国にするために立ち上げた野望―――
それが「日本ゴリラ化計画」。


日本ゴリラ化計画の具現化に向けて日本に住む20人のゴリラとの面会を果たすべく、日本ゴリラ化計画実行委員の私はこの度「シャバーニファミリー」が暮らす名古屋と「モモタロウファミリー」が住む京都へと飛んだ。

今回は「日本ゴリラ化計画」第4回である。


↓これまではこちら。



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名古屋から京都市動物園へ

名古屋に二泊して翌朝。
名残惜しいが、シャバーニファミリーとの思い出の地・名古屋ともいよいよお別れだ。

ありがとう名古屋。フォーエバー名古屋。



早起きして朝食を食べた後、ホテルの車で名古屋駅まで送迎してもらい、券売機で京都までの新幹線自由席特急券を購入。たまたま来た各駅停車のひかりに乗り込む。

「ひかり」に乗るのはずいぶん久しぶりだ。

ひかりって昔はもっと走ってた気がするが、今はのぞみが圧倒的に多いのかな。名古屋・京都間は「のぞみ」ではあっという間の一駅なので、『岐阜羽島』『米原』に止まる新幹線の車窓を新鮮な気持ちで眺める。


さあ、京都に到着だ。


たくさんの人でにぎわう京都駅。
目につくのは、短パンTシャツ姿、スーツケースを持った外国人旅行者だ。
しかし、外国人観光客はなぜみんな一様に短パンTシャツなのだ?
日本は熱帯の島だと思われているのか?

さあ、ここから一路、モモタロウファミリーの待つ京都市動物園へと向かう。

予約したホテルに荷物を預けに行くと、ロビーにはスーツケースが山積みになっている。あまりの外国人観光客の多さに不安がよぎる私だったが、その不安はバス停に着くと現実のものとなる。

バスを待つ観光客の長蛇の列!列!列!!!

京都のオーバーツーリズムはニュースで聞いてはいたのだが、まさかここまでとは思わなんだ。空いてると思って平日に旅行の日程組んだのが何の役にもたってないじゃないか。清水寺行きのバスなどは3台くらい待たなければ乗れないくらい並んでいる……。
これではとてもじゃないがバスは使えない。

バスで京都市動物園まで行こうと思っていた私は困ってしまったが、ならばプランB・地下鉄に変更だ。

慣れない京都の地下鉄に四苦八苦しながらも、なんとか東西線・蹴上駅までたどり着く。

蹴上駅から京都市動物園へ向かって歩くとのんびり散歩したくなるような景色が続く。
動物園の隣には「琵琶湖疏水」が。


駅から徒歩7分、京都市動物園・東エントランス到着。
木製の入り口が落ち着いた佇まい。


チケットはモモタロウ!
かっこいい!


右下、東エントランスから園内中ほどのゴリラ舎に向かって気持ちは急く。
モモタロウ、待っててね!



生モモタロウファミリー

毎日のように京都市動物園のゴリラの動画を観ている私にとって、モモタロウファミリーは親戚の家族のような、ファミリードラマを観ているような、そんなとても親しみのある存在だ。

みんな元気かな?
会いたかった、会いたかったよ!


ゴリラ舎に到着!
放飼場には高いところに登れるように梁が張り巡らされていて、天井にぶら下がることもできる。
実際見てみると動画で観るよりは広々としたイメージだ。

扉の前で休むモモタロウ発見!


仲の良いゲンタロウとキンタロウ兄弟。
お風呂に入ってるみたい。


高いところでお食事中のゲンキ。


梁の上で背中を向けているゲンキを見て、隣のご婦人たちが
「あれモモタロウかな?」とお話し中。
すると、そばで聞いていたラフな格好のおじさまがすかさず訂正。
「あれはゲンキよ」
「ゲンキか~ほんまやな、小さいもんな」
「そうよ、レディーよ」
「ゲンキは前に痩せて帰ってきたよね」
「そう、東京に行って痩せてなあ」
どうやらゲンキの上野での波乱万丈エピソードは、地元京都のゴリラファンは皆ご存じのようだ。
おじさまはゴリラ舎常連さんのようで、後ろで遠慮がちに見ている人がいると、「こっち来て見て」と声を掛けてまわっている。

私がいつも観ている動画の配信者さんらしき方もいて、他の人の邪魔にならないような場所でカメラを回し続けている。

京都市動物園のアットホームな雰囲気が、東京から来た私をうれしい気持ちにさせてくれる。



ここでモモタロウファミリーのおさらい。
お父さんモモタロウ(24)、お母さんゲンキ(38)
長男ゲンタロウ(12)、次男キンタロウ(5)

京都市動物園のゴリラたち
複雑に絡んだ線がゴリラの繁殖の難しさを感じさせます。


タイヤにつかまると落ち着く
可愛いモモタロウ


興奮のあまり同じような写真を大量に撮ってしまう。


絶妙なバランス感覚
モモタロウ、体重180㎏ですからね。


シャバーニがイケメンゴリラなら
モモタロウはハンサムゴリラ。
品のある美しさとナイーブさ、かわいらしさのあるとても素敵なゴリラです。

ゲンキは食べるの大好き。
天井に置かれた草をムシャムシャ


甘えん坊のキンタロウだけど
この日はひとりでお昼寝していました。
足が(笑)

ちゃんと下に毛布を敷いてます。
落ち着かないのか何度も姿勢を変えてソワソワ


地面に落ちた草をひたすら食べるゲンキ。


食べる、食べる。
ゲンキはずうっと食べてる。


モモタロウファンの皆様、お待たせしました。
ここからはモモタロウマニアック写真の連投となります。
まずはこのムキムキなシルバーバックをご覧ください。

そしてモフモフでビッグなお尻withキンタロウ


けだるく横たわる。
下にきちんと広げた毛布を敷いて寝る几帳面なモモタロウ。


モモタロウのこの腰のあたりの地肌っぽいところがずっと気になっていたのだ。
近くで見られるチャ~ンス!!


お尻の毛をどアップで撮ってしまう変態(ピンあま)


私ゴリラの脚フェチなのかもしれない……
太くて短くてモフモフでくびれゼロの脚……
永遠に見ていられる……


足を握りしめてるの、可愛すぎないか?

モモタロウのハンサムなお顔が全く写っていない変態写真ばかりで
大変申し訳ございません……




続く。



#日本ゴリラ化計画