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【日本ゴリラ化計画】名古屋編①イケメンに会いに行く


まず初めに申し上げたいのは、私え はゴリラをこよなく愛している、ということである。
この日本をおちゃめでパワフルでラブアンドピースなゴリラの国にするために立ち上げた野望―――それが「日本ゴリラ化計画」

日本ゴリラ化計画の具現化に向けて日本に住む20人のゴリラとの面会を果たすべく、日本ゴリラ化計画実行委員の私はこの度「シャバーニファミリー」が暮らす名古屋と「モモタロウファミリー」が住む京都へと飛んだ。



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東京から名古屋へ

早朝、まだ完全に起きる前の東京。
朝6時台の山手線はカジュアルな服装の中年男性が多く、ほどほどに席が埋まっている。
7時ちょうど東京発の新幹線のぞみに乗り込み、動き出した車窓から東京のオフィス街を見下ろすと、スーツ姿の人はまだまばらにしか歩いていない。
人であふれかえったいつもの街とはちょっと違う東京の姿が見られた。

8:37名古屋到着。
人生二度目の名古屋である。
前回の名古屋はほぼホテルとナゴヤドーム(現バンテリンドーム)との往復のみだったので、今回は観光もしたい。
名古屋には二泊の予定なので、一日目は名古屋城へ向かう計画を立てていた。



名古屋駅到着。



名古屋駅からホテルへ。
駅の周りは高層ビルが立ち並ぶ大都会。大勢のビジネスマンが職場へと急いでいるが、東京ほど歩きづらい感じがしないのが不思議である。
ホテルに荷物を預け、近くの喫茶店でホットドックモーニングを食べているうちに、私は居ても立っても居られなくなった。

一刻も早くシャバーニファミリーに会いたい!

ようし、計画変更だ。
私はこのまま地下鉄に乗ってシャバーニファミリーの住む東山動植物園に直行することにした。



東山動植物園へ


地下鉄東山線の車内は満員。
そして電車がとても揺れる。
名古屋に来て感じたのは、名古屋女子、きれいな人が多いな~である。
車内にいる女子もお化粧、ヘアスタイル、服装、みんな美意識が高そうで、個人的にとても好感が持てた。
街の印象というのは案外こういうところから残るものなのかもしれない、などと思う。

そうこうしているうちに、東山公園駅到着。
駅を出るとすぐ東山動植物園のゲートが見えて、テンションアップ。

シャバーニ、待っててちょうだい!


東山動植物園公式マスコットズーボが出迎えてくれる。
ズーボは動物と植物の両方でもある東山の森に住む妖精。(公式HPより)


園内のいたるところにシャバーニの写真の掲示物が。
なんかひとりだけイケメン俳優がいますね。


イケメンっていってもゴリラでしょ?って思ってた人。
怒らないから名乗り出なさい。


イケメン過ぎてぜんぜん文字が入ってこない。


ブラットピットかと思ったらシャバーニだった。


ゴリラよりチンパンジーの方が人間に近いのがわかる気がする。


この看板にイケメンは必要だったのだろうか。




シャバーニファミリーとご対面


「北園はこちら」の矢印に従い、急な坂を上るとゴリラ舎が見えてくる。
まず室内の方へ向かい中を覗くも誰もいない。
お隣のチンパンジー舎を通過して外の放飼場に向かうと、チンパンジーとゴリラ、二つのタワーが見えてきた。

11:00前、シャバーニファミリーと念願のご対面である。



広々とした運動場にそびえ立つゴリラタワー。
上段にネネ、下段にキヨマサがくつろいでいるのが見える。
※訂正 上段はアイですね。


ここでまずシャバーニファミリーの家族関係をおさらい。
一家の主シャバーニとネネ・アイ二人の奥さん(ネネとアイは母子)
ネネの息子キヨマサとアイの娘アニーの5人家族。


私え と同世代、日本最高齢の重鎮ゴリラ・ネネ。
アイとキヨマサのお母さんです。
おばあちゃんだけど毛並もよく食欲旺盛、とても元気です。


シャバーニ。
とても大きくてかっこいい。
リーダーとしていつも群れ全体を気にかけています。


アニー。
目の上の骨の形で険しそうな表情に見えるけど、よく見るととても美人さん。
手足が長くすらっとしていてスタイルもいいです。


キヨマサ。体も大きくなり貫禄が出てきました。
ポコポコポコっととってもいいドラミングの音を響かせます。
シャバーニに負けないイケメンになってほしい!


アイ。ぽっちゃり体形がチャーミング。
運動場の端の方でクールに座っていましたが、
ご飯の時間が近づくと中の様子を気にしていました。


ごはんが待ちきれないシャバーニとキヨマサ


ごはんが並べられています。
わらわらと集まるゴリラたち。
ネネさんはタワーの上から眺めてます。




風が強いが、晴れて気温がどんどん上がってくる。暑い。

ゴリラたちが外でまったりとくつろぐ間、室内は飼育員さんが清掃を行い、野菜を並べてゴリラたちのごはんの用意をしている。
キヨマサやアニーがガラスに張り付いて、水を撒いている飼育員さんとコミュニケーションを取ったり、並べられたごはんを見てソワソワ。
ゴリラにとっては飼育員さんたちも群れの一員なのだ。

12:00前、室内への扉が開くと、待ちかねたゴリラたちは、キヨマサ、アイ、アニー、シャバーニ、少し遅れてネネの順に室内に入っていった。


続く。



#日本ゴリラ化計画





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