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最強につまらなかった10代があって、今がある。

今まで31年間生きてきた中で、私は10代の10年が一番しんどくて、そして面白みのない期間だったなと思います。

英語では10代の少年少女をティーンエイジャーと呼び、海外ではティーンエイジャーが主役を務める映画やドラマはThe青春って感じで、それは人生で最も若くて自由で輝かしいときみたいに描かれているけれど(日本の高校生の映画もそうだけど)、私にはそういう輝かしい青春みたいなものはなかった。

10代の思い出がゼロで消し去りたい過去ばかりというわけではないし、友達と放課後遊びに行ったりもしてたけど、なんか心地が悪くて居場所が無い感覚が強くて、早くこの環境から抜け出したいと中学高校といつも思ってた気がする。

あの頃に戻りたいかと聞かれたら、「絶対に戻りたくない」と即答するくらいだから、私のティーンエイジャー時代は、決して自由でも輝かしいものでも無かった。

学校に行きたくなさすぎて泣いて、親を困らせたこともあったかな。今となってはそれも思い出の一つだけど。

じゃあ学校が嫌いだったのかと聞かれたらどうだろう。

30歳を過ぎてからの一つの目標に、いつかは大学に行きたい、そんなことをひっそりと考えています。

海外の大学は、日本の大学のように10代〜20代前半の若者ばかりではなく、社会人や老人も多いので、私もいつか大学に行って思いっきり自分の好きなことを学んでみたいと思っています。

だから、学校という場所は恐らく嫌いではないはず。

26歳で行ったセブ島留学の学校はすっごく楽しかったし、恐らく自分の意志で行く学校というのは、すごく好きなんだと思う。

日本の義務教育で行かされる学校、もしくは世間の目を気にしながら決める高校や大学の進学がすごく窮屈だったのだろう。

人生を10年単位で区切っていくと、

本当は勉学に励む10代を私はただ狭い世界を無心で生きていて、

20代になってやっと掴んだ自由があって、

30代の10年は今後の自分を形成していく10年になっていくと思っている。

すごく遅いけれど30代になって、やっと勉強する気になったといってもいいかもしれない。それは遅すぎるって言われるかもしれないけれど、大体あと50年生きると考えたら決して遅いスタートではない。

おばあちゃんになった時でもいい、私はいつか大学に行きたい。⇦これ結構本気。

勉強と学校が嫌いで無心で生きたティーンエイジャー時代だったけど、こうやって新しい目標を見つけながら楽しく生きている。

学校や友達が原因で10代の若者が自ら死を選ぶことが最近目立つけど、クッソ狭い世界の中で人生の最後を決めるのは本当にもったいない。

でもそんなことを言っても死にたいくらい悩むのが10代。

大人と子供の中間地点で、気持ちと体が微妙にマッチしなくて、環境を変えたくても変えることができない。

10代でメイクやファッションを自由に楽しんで、友達同士でちょっと遠いところへ行けるようになっても、自分の意思で全て行動できるようにならなければ、本当の自由とは呼べない。

自分さえも味方か敵かわからなくなって、本当にしんどいことが多い10代だけど、


世界は今生きているそこだけではない。

10代の辛い経験がバネになり、20代はもっと高く遠くへ行くことができる。

↑これだけは断言できる。


仕事がつまらなくて学生時代に戻りたいという大人もいるけれど、自分で働いて稼いだお金で、洋服を買ったり旅行をしたり、私は大人の方が自由で楽しいと思う。

10代は死ぬほどつまらなかったけど、20代・30代と、大人になっていくにつれて、最近は楽しいなと思っています。

ながーーい人生で考えると、10代の学生時代なんてほんの一瞬だから、嫌なことを先に経験したと思えばいい。

そして10代の青春は20代でいくらでも取り返すことができる。

逆に今20代の人たちは、若くて自由な時期を思いっきり楽しんでほしい。嫌ならすぐにどこかに飛んでいけばいい。無茶苦茶なことも許されるのが20代だから。


ちょっと先を生きている31歳の人生論を語ったところで今日は終わりにします。


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