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学歴社会が無くなる時代が来るかもしれない

「社会は学歴社会で溢れている」と学校で教えて欲しかった、というnoteを先日書いて、たくさんの「ハート」を頂き非常に嬉しかったです。コメントまで貰えて、「noteで書くって楽しいな」と素直に感じました。

当該記事で書いたのは「世の中は学歴社会って事実は、大学受験の前に言ってよ!」という女子大生の心の叫びでした。

そんな考え方が180度変わり(文字通り180度回転するくらいの衝撃でした)「そうか、そういう未来があるのか!」と思わせてくれた本に出会いました。

それがこちらです。

最近web3やNFT、DAOに興味があり、色々な情報を収集していて、いずれはnoteでも私なりの考えをまとめたいなと思っていました。

情報収集の方法論の1つとして、私がメインとしているのが伊藤穣一さんのポッドキャストです。

そのポッドキャストで紹介されていた本が、上記の本なのです(伊藤穣一さんの本なので紹介するのは当然なのですが・・・)。

実は本書、指定された書店限定で本を購入するとNFTが貰えるキャンペーンをしていまして、私はそれが欲しくてわざわざ紙媒体の本を購入しにジュンク堂に走りました(2時間くらいかけて池袋駅まで行って、駅からは文字通り走りました)。
いつもはKindleで買うのですが、今回ばかりはキャンペーンに目がくらんだのです。

それはさておき、本書内で紹介されていたのは、ブロックチェーン技術の応用で、学位のみならず、受講した授業や課外活動などの情報を自分のブロックチェーン上に書き込むことで、それらを就職活動や転職活動の際の証明として利用できる時代が来る可能性が書いてあったのです。

今までは、学位証明書であれば大学に行って取得する方法はありました。しかし、受講した授業1つ1つや課外授業、インターン、アルバイトなどは証明するのが難しく、偽装する事すらできる訳です。

それがブロックチェーン技術で記録されるようになることで、正式な証明として自分の勉強や活動の履歴を面接を受ける会社に見せる事ができるようになるのです。

学歴主義になる背景は「Certifiedされた証明が大学しかなく、その限られた情報の中で判断する必要があるから」というのは前回の記事で私の兄が語った点でした。

したがって、その前提が覆されるならば、学歴社会が変わっていく可能性があるのだと私も感じました。

もちろん、全てが見られても良い記録ではないと思いますし、見られたくない記録をどうするか?という議論はあると思いますので、どういう妥協点に今後落ち着くかは分かりません。

ただ、これまで不可能だった学位以外の証明が出来るようになるという点は、大きな変化だと感じたのです。

きっと私が大学生のうちには達成できないと思いますが、学歴社会が変わる社会は楽しそうだなと思いました。


おしまい。

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