見出し画像

何かを捨てたら、きっと得るものがある。

「捨てる勇気」。
一つ何かを捨てることで、違う何か得ることができるかもしれない。

たまたまYouTubeで、アルピニスト(登山家)の野口健さんの動画が出てきたので、ちょっと見てみた。

その中で、「時に、何かを捨てることは大事」と語っていて、自分にとって響くものがあったのでその話を書こうと思う。

動画、ちょっと長くて登山の事を主に語ってますが、興味があればどうぞ!


この動画では野口健さんが、栗城史多さんという35歳で亡くなった登山家の方について語っています。

栗城さんは、凍傷によって指9本失ったにも関わらず、標高世界一の山エベレストに1人で挑戦し続けた登山家の方です。

彼は、「単独」「無酸素」(サポートを付けずたった一人で、空気の薄い高所の山を酸素ボンベ無しで登山すること)というちょっと難しい登山スタイルで、様々な山に登ってきた方だ。

しかし、彼は凍傷で指を失っても「単独」「無酸素」という登山スタイルを変えることなく、エベレスト挑戦中に滑落し、帰らぬ人となりました。

野口さんはこの動画の中で、「彼は、単独か無酸素のどちらかを捨てたとしても、人々に感動を与えられる魅力的な人だ」と語っています。

そして、「人生は時に何かを捨てることも大事。でもそれは"諦める"という意味では無い。一つ捨てることで違う何かを掴めるかもしれない」と言って締めくくっています。

これは登山の話ではありますが、「何かを捨てる勇気」って大事だなぁ、と私は思いました。

例えば、
「良い人になる」ことを捨てる
「嫌われたくない」という思いを捨てる
「無理をする」という働き方を捨てる
「人のために自分を犠牲にする」を捨てる
「ここで会社辞めたらもうおしまいだ」という固定観念を捨てる

私の「捨てる」はこんな感じです。(他にもっとたくさんありそうだけど)

これまでの自分の生き方や働き方、生活スタイルなど、何かを捨てる事ってとても勇気がいります。
その答えに辿り着くまでに相当なエネルギーを使うこともあるし、決断だってできないこともある。

でも、捨てることによって、他のやり方やスタイルなど新しいことを発見できるかもしれない。


何かを捨てるということは新たな可能性を秘めているのかもしれない。

色んな事を考えさせられた動画でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?