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生きづらさの紐とき

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「生きづらさ」について考えたことや、自分自身が感じてきたこと、当事者研究によって共感を得たことなどを綴ります。
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記事一覧

やりたいことがわからない人へ

「自分のやりたいことがわからない」と言う人は、自分がこれまでやったことある事を、ぜんぶ書…

「帰れ!」と叱るひとの頭の中。まだまだ言葉のリテラシーの低い世界。

上司とか先生から「帰れ!」と言われた時にほんとに帰ったらいけないのか?という、あの話なん…

楽になる暮らし方

うつやパニックでしんどい人が 少しでも楽になれる日々の暮らし方です。 自分で何年もやって…

あなたにとっていちばんの味方は、あなた。

自分を疑うことによって生じる悩み事、自己否定といわれる。 自分のやっていることに意味があ…

感情的な言葉を文字にしてまで伝える人が気がつかないこと

文章で人を罵ること手紙やメールなど、文章をつかって人を罵るというのは、最も感情コントロー…

生きづらさはつらいと言えないつらさ。

鬱やパニック、また発達障害の特性によって抱えてしまう「いきづらさ」というのは、 生きてい…

生きづらさの紐とき 第9考 部室の、なんということはない時間とか。

僕は障害福祉の現場で働いていて、かつ福祉事業のコンサル的立場にもあるけれど福祉の資格は何もない。 しかし「いきづらさ」についてはよくわかる。なぜわかるのか、は、単に自分が同じことを疑問に日々生きているからだと思う。 そして、支援の現場でさえ、いきづらさは、あまり理解されないことがあることもわかっている。「理解されないことが多い」と言ってしまってもいいかもしれない。 何かを責めたり非難するわけではなくて、それくらいに普通では理解が難しい事柄なのだと思う。 専門知

生きづらさの紐とき 第8考 「空気が読めない」の考察とデッサンワーク

1時間をつかいきる練習僕が福祉事業所で担当しているプログラムの中で、デッサン的なワークを…

生きづらさの紐とき 第7考 「いきもの」として生きよう。何にもないのがいいんだよ。

「生きる意味」なんて考えるとこが、人は業が深いんだ生きる意味とか考えるから、すべてのこと…

生きづらさの紐とき 第6考「理由は『つらい』で十分」

つらさは本人のものいきづらさは、その人なりにそれぞれ違うものだけれど、共通していることも…

生きづらさの紐とき。第5考「学びと感動」

*学びの本質何かを学ぶことは、本当はとても簡単なこと。本や映画をみたり、調べたり、もちろ…

生きづらさの紐とき。第4考「ゲームでいうしばりプレー」

*気分の良くない生活毎朝4時から6時ごろに、みぞおちのあたりから不安感がこみ上げてくる。平…

生きづらさの紐とき。第3考「あるある、の癒し」

*本当はそれぞれオリジナルないきづらさ単に「いきづらさ」といっても、社会と適応できないつ…

生きづらさの紐とき。第2考「過敏な心のアレルギー」

*空気を読むことと「いきづらさ」会話のやりとりがズレているとき、なんとなく、重いしんどい空気が流れる。多かれ少なかれみんなが経験していること。 けどその原因が自分にあり、なんで空気を読めないのだろう、なんで会話や文章のニュアンスを汲み取れないのだろう、と感じていたら、なおさらつらい。 自分が悪いんだ、と、会話のたびに人への迷惑を気にするのも疲弊するし、自分は正しいんだ、と、会話のたびに相手と衝突するのも疲弊する。 それが日常的に繰り返される出来事になっていると「いきづらさ