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自信のある商品なのに売れない…。値下げすべきか…。←逆効果です!


「うちの商品は、ちょっと値段は高いけど
    研究に研究をかさねて、丹精込めて作ってるんや!
    どこに出しても恥ずかしくないんや!」


でも売れない…。
なぜだ…?

「売れているのは、リーズナブルだけど
    正直そんなに質が良いとはいえない
    大量生産品ばっかり…。」


なぜだ…。



やっぱり今の世の中
低価格じゃないと売れないのか…?



フ ァ ッ キ ン 資 本 主 義 社 会 !!




↑それ

ち が い ま す !


あなたの商品が売れないのは
価格設定のせいでも
資本主義のせいでもありません。


それは、お客さんとの間に
『 情報の非対称 』
がおこってるからです!


はい、むずかしそうな言葉アレルギー のあなた!

言葉自体は経済学用語なので
小難しくきこえるかもしれませんが
内容はいたってシンプルなので
ぜひ最後まで聴いていくことをオススメします!


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どもども~、
長かった仕事ヒマ期も
あと数日で終わり

以前の様に
体が動くか心配な
ジロシュで~す。

いやいや、世間では
二度目の緊急事態宣言で
てんやわんやですが
あなたはどうですか?

私は大阪在住なので
渦中にいるわけですが
ありがたいコトに仕事への影響は少なく

遊びに出れないストレスを
息子(もうすぐ3歳)に癒してもろてます(デレ


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


さてさて
そんなコロナ禍で
大打撃を受けているのが
飲食業・小売り業
ではないでしょうか?

実店舗型のビジネスは
どれもキビシい状況かとお察しいたします。

そんな中でも
生き残りをかけて
試行錯誤をされているかと思います。

宅配サービスに力をいれたり
ネットショップを開設したり

とわいえ
実店舗経営とネット経営では
なかなか勝手が違ったりして
軌道にのせれていない
という話をよく耳にします。

私の知り合いにも
ネットショップを開設したものの
慣れない配送の手間に四苦八苦…
なんて小売り業の方もいたりして

その方は
ある程度、固定のお客さんが
いたみたいなので
なんとかやっていけてるみたいですが

そうじゃない場合に大事なのは
「広告力」ではないでしょうか?

そんな時に
たすけになってくれる考え方が
『 情報の非対称性』
という経済学の概念です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

『 情報の非対称性 』というのは

1960年代 アメリカの経済学者
「 ケネス・アロー」
によって指摘された概念です。

「売り手」「買い手」の間に
情報の格差が生じている状況を
説明した言葉で

その後、1990年代に
こちらもアメリカの経済学者
「スティグリッツ」によって確立され
完全競争市場を否定するファクターとして
この概念を引用しています。

と、ざっくり歴史なんかも
いちよう紹介しておきます。。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


話を戻しまして、
ほんとにざっくり意味を言いますと

お客さんは、高いからあなたの商品を
買わないのではありません。
あなたの商品を『買う理由がわからない』から
安い方を買うんですよ。

ってことです。


あなたはあなたの商品のプロです。
そりゃ、良し悪しは把握していて当然です。

でもお客さんは?

なぜ大量生産の安物より
あなたの商品のほうが高いのか?
知る由もありません。

つまり 説明不足 なんですよ。
基本的に。

日本人ってこの傾向が強い気がします。

職人気質というか
武士は背中で語る というか

「良いモノは伝わる」
みたいな。

それ、ひとりよがり ですよ。。


昔の村社会ならいざしらず…

モノも情報も日々うつろっていく現代で
そんな悠長なコト言ってられまへんで!


店舗でもネットでも

その値段を払うに値する
理由を教えてあげましょうよ!

なに口コミで広がるのを
待ってるんですか!


ネットで検索すれば
山ほど商品がヒットする時代に!

だからあなたの店は
大量生産品をおろして売るだけの
代理店になってるんですよ!

そんなもん
コンビニに勝てるかいッ!!!


はぁ…はぁ…

すいません
ちょっと熱くなってしまいました💦


でも今すごく大事な話をしてます。



例えばあなたが
栄養ドリンクを求めて
一見のお店に入ったとします。

そこには
テレビCMなどでよく見かける
超有名な栄養ドリンク【A】¥250- 
よく知らないけど「店長オススメ!」と書いた
栄養ドリンク【B】¥490-  がありました。


【B】、買う人います?

よく知りもしない店長の
「オススメ」の文字だけで
買ってみる気になります?

ではそこに
こんなポップがあったらどうでしょう?

毎日の残業・深夜までの飲み会におつかれですか?
私 店長も年のせいか疲れやすくなってきている気が…。
そんな時、手に取るのは断然、 栄養ドリンク【B】
従来品の2倍以上含まれている元気成分「タウリン」がしっかり効いて
あなたの ‘もうひと踏ん張り!’ を応援してくれます!
(※数量限定につき、次回入荷は未定です。)


目を引きますよね?

このポップは
① 客層の限定
② 共感 
③ わかりやすい数字と聞きなじみのある言葉
④ 希少性

を意識して書きました。

おそらくこの程度のポップは
マーケティングとコピーライティングを
少しかじった程度で書けちゃいます。


わかりますか?

あなたが売りたい商品は
こうすることでやっと

テレビCMや街中の広告に
バンバンお金をかけて宣伝する
超大手の商品と

‘ あなたのお店の店先 ’という
超限定された戦場で
同じ土俵に上がれるんです。


それに気付かず、売れないからといって
値下げを続け、大手の商品より
安くした場合はどうでしょう?


超大手の商品
栄養ドリンク【A】¥250- 

よく知らないけど「店長オススメ!」と書いた
栄養ドリンク【B】¥198- 



・・・・・・・怪しくない??

ほんとに効き目あるの?

ってなりませんか?

これが落とし穴です。

原価ギリギリまで
値下げして、薄利なのに
結局売れずに取扱いをやめる…。

悲しい現実が待っています。


そもそも例にだした
「 栄養ドリンク 」なんかは
『 お金を出して一時の元気を買おう。 』
という、客層へ向けた商品ですよね?

ですから、お客さんの判断基準は
値段 < 効き目  なので
値引きはそもそも
アプローチが間違ってます。



このように
その商品は一体

誰が求めているのか?
何を求めているのか?

を理解したうえで
値段の理由を説明してあげれば
少なくとも、怪しまれて
手にも取ってもらえない…。

なんてことは
避けられるでしょう。


もちろんこれは
店頭だけでなく
ホームページ
ダイレクトメッセージでの広告でも
まったく同じです。

インターネットのほうが
ランダムな客層が出入りする店頭より
特定のコミュニティなどにアプローチできるので
効果的かもしれませんね。


実はこの戦略は
SNSなどでも
応用出来ちゃいます。

たまたま
1つの投稿がバズッたけど
思ってるほどフォロワーが伸びないな。

ってな場合は
プロフィールが原因な場合が
けっこうあります。

Twitter や Instagram 、 Facebookなどの
プロフィールに何書いてますか?

ちゃんと
あなたが普段どんな投稿をしてるか
説明されてますか?



バズった投稿を見て
プロフィールをのぞきにきても
年齢や職業だけでは

自分に有益な投稿を
普段からしてくれるのか?

判断できません。

過去の投稿を
わざわざさかのぼって見てくれる
そんな人は稀です。


ですから
プロフィールには

誰に向けての投稿をするのか
どんな内容の投稿がメインなのか

しっかり説明してあげましょう!


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