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「今になるとわかる。」

昨日記事にした【人口血液酸素運搬隊】を開発された小松晃之先生が
お話しされていた。

「若いうちの苦労は買ってでもしろと言うが、
若いうちに色々な経験を積んでおくと、
どっちの道に進んでいいかなんとなく感覚でわかる気はしています。
今になると。

いろんな事を、やったりやらされたりしている時に培われてきたのかなぁ
今になるとわかりますね。」

とても共感してしまった!
あの頃は、なんで私だけ、どうして私ばっかり。
と、ムンムンする事がいっぱいあったけれど、

今になると

技として私の財産になっただけでなく、
その環境でも生き抜いた事で感覚の部分も成長できた気がする。
でも、それがわかってくるのは、だいぶだいぶ時間が経ってからの事。
だから【今になると。】なのだ。

小松先生は、現在は【人口酸素運搬隊】を完成させたけれど、
昔は完全合成型の人口赤血球を作る研究をしていたそうだ。
でも実用化が難しいと判断して、
現在のヘモグロビンを使うやり方に切り替えたとの事。
20年苦労してやったけどできなかった。
でも時間をかけて難しいとわかったから、
ヘモグロビンを使ってみると言う方向転換を実行したそうだ。

20年!! 凄い勇気だ。
方向転換ってとても難しい。
“ここまでやったんだから引けない”
“言わなきゃいけないのに言い出せない”
日常あるあるだ。
でも感覚的にやっぱり違うわって思ったら
素通りせずに行動に移すべきと再確認した。

先生格好いいなぁ♪
私も前向きに頑張ろぉー!

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