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辛垣山城のこと

辛垣合戦がハイライトとなる単行本「梅の花の咲く処」。
山の麓の海禅寺も、合戦で焼けてしまうんです。海禅寺、三田氏の供養塔が残るゆかりのお寺です。

笹目いく子先生にあとがきをお願いしたこの受注限定本、重版予定はありません。多少は余分に刷るでしょうが、売り切れ次第、終了。あとからどうにかなる書籍ではありません。しかも20年前に連載された地方新聞社が版元だから、Amazonにも流通しない。

チャンスは、これっきりです。

再度、ご案内します。

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辛垣合戦の主戦場、辛垣山。
標高450m。
ハイキング気分では来ない方がいいです。かなりしんどい。でも、こういうところに城を構えた三田氏は、凄い。連立する山城を構え、勿論、脱出ルートも確保している。
これが、戦国の山城というものですね。

三田氏最後の攻防となった辛垣合戦。地方豪族(三田弾正)vs戦国大名の方面司令(北条氏照)という、戦力差の違い過ぎる戦さに臨んだ心情は、どのようなものだったのか。命を賭して抵抗すること、現代人の忘れている信念が、そこにはあったのかも知れませんね。