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間違いだらけのダイエット9

おはようございます。
今までダイエットの知識についていろいろ話してきましたね。

ではこれから実践するときにどんな考え方をしたらいいかということについて今回はお話していきます。

まず第一に目的をはっきりさせましょう。

Q:あなたはなぜダイエットしようと思ったのでしょうか?
A:痩せたいから
それはそうですよね。
ではどうして痩せたいと思ったのですか?
1,美しく見られたいから
2,健康のために必要だと思ったから
3,運動能力の向上のために必要だと思ったから
4,その他

今回は「1,美しく見られたいから」の場合に必要なことを書いていきます。

美しく見られるためのダイエットということは、とりあえず細く見られたいということでしょう。
その場合、運動というのはあまり効果的ではありません。
実際に自分がやってみようと思う運動の消費カロリーを調べてみてください。
週に一回ジムに通ったりスポーツの教室に通ったとしても大した消費エネルギーではありません。
毎日運動する習慣を作るという場合はそこそこの消費カロリーになるでしょう。
でも週一回では毎日の7分の1の消費カロリーだということを覚えておいてください。
全然無駄ではないので、あくまで補助的に考えましょう。
もしも運動だけでダイエットしようというのでしたらかなりの覚悟が必要だということです。

皮下脂肪を減らすのは、なんといっても吸収カロリーを減らすことが効果的です。
摂取カロリーではなく吸収カロリーです。

結婚式に細いシルエットのウエディングドレスを着るというような、何か月後までに何キロ減らすという目標であれば、とにかく吸収カロリーを減らすことを考えましょう。
期限付きで頑張るのでしたら食事制限もうまくいくかもしれませんね。
そのためには目的をはっきりと意識してモチベーションが続くようにしましょう。甘いものをやめられないのであれば、希少糖で甘みを付けるとか、ゼロカロリー食品をうまく使うというのもいい方法でしょう。

ただし、そういう方法は健康的にはよくありませんよ。
我慢した分ストレスもたまりますから、目的の期限が過ぎたとたんにリバウンドを起こすというのはよくあるパターンです。
リバウンドを繰り返していると、飢餓スイッチが働いてしまいカロリー消費の少ない体質になってしまいます。つまり、太りやすい体質になってしまうということです。

間違いだらけのダイエット7で書いたように、リバウンドしないダイエット法を目指すのであれば、太らない生活習慣を作るということをしなければなりません。
そう言うと「私そんなに食べてないんだけどなぁ」と言う人がよくいます。
そういう人に私が必ず言うのは「他人と比べて食べる量が少ないとか多いとかはダイエットには関係ない」ということです。
「そんなに食べていない」というのは「他人と比べて」とか「平均よりも」ということでしょう。
あなたが今より痩せたいのであれば、あなたの今の生活習慣と比較しなければ意味がないのですよ。他人や他の大勢と比べてもダメなんです。
今のあなたより吸収カロリーを減らすことが必要なのですよ。

痩せの大食いという言葉があるように、大食いなのに痩せている人もいます。少食なのに太っている人もいます。
間違いだらけのダイエット4で書いたように、基礎代謝自体が人によって違うのですから。
あなたが今より痩せようと思うのなら、今の生活習慣のどこかで吸収カロリーを減らすか消費カロリーを増やすことをしなければならないのです。
そして手っ取り早いのは吸収カロリーを減らすことだということです。

ただし、それだけでは健康に良くないかもしれませんよということです。
健康も目的にするのであれば体を動かす生活習慣というのは大切になってきます。長期的に見ればそれが基礎代謝を増やすことにもなります。
そしてバランスの良い食事というのも大切です。

さらに運動能力の向上を目指すのであれば、効果的な運動の方法はもちろんのこと筋肉の作り方や脂肪の管理の考え方もスポーツの種類によって変わってきます。

大雑把に書いてきましたが、基本的な考え方はおわかりいただけたでしょうか。

次回は痩せる生活習慣を作るという視点から効率を考えてみたいと思います。

では今日も笑顔あふれる一日をお過ごしください。


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