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#80【これから学校の先生になるあなたへ】ウィンザー効果で評価を伝えよう

本記事を一言でまとめると、
「若手の先生よ、生徒への評価は、他の先生が〇〇と言っていたよ、の形で伝えよう!」
です。


教職9年目、職場では中堅と言われますが、まだまだ若手の気持ちでいたい《たまちゃん》です😄

【これから先生になるあなたへ】では、教育実習生や若手の先生に向けて、お伝えできることをまとめていきたいと考えています。

評価する(褒める)


学校では様々な活動があります。
その都度生徒に対して評価することがあると思います。

以前の記事でも書きましたが、


評価の中でも「褒める」ことは生徒の前でできることです。

行動について評価(褒める)することで、その行動を推奨することができるからです。


ウィンザー効果


そんな褒めるときのポイントに、他の人から言われたことの方が嬉しくなるということがあります。

これを、「ウィンザー効果」と言います。

ウィンザー効果とは、

ある事柄について当事者が自ら発信するより情報よりも、他者を介して発信された情報の方が、信頼性を獲得しやすいとする心理効果
日本経営心理士協会より


を言います。

「今日の試合良かったよ!」と顧問に言われるよりも、
「昨日の試合頑張ったんだって?顧問の先生も褒めてたよ!」のように、褒めてくれている人は同じでも、それが第三者を介して伝わると信頼性が増すということです。


直接褒められたら嬉しいですが、第三者からの言葉だとより本当っぽく聞こえて嬉しくなってしまうというわけです。

時には他の先生を借りて


私は生徒を褒めるのが苦手でした。

親から「あなたは出来が悪いから、他の人より何倍も努力しないといけないよ」と言われてきました。
なので、出来ないのに努力しないのはなぜだ?という感情が先にきてしまうことが多く、やって当たり前だろうと考えてしまっていました。


ですが、生徒それぞれに努力のスピードがあるんだと気付いてからは、少しずつ生徒の変化を認めて評価できるようになりました。


それでも、たまに自分でうまく褒め言葉が出てこない時があります。

そんな時は、他の先生の名前を借りる形で「〇〇先生がみんなの活動の様子を褒めていたよ」と伝えたりします。

もしかしたら良くない方法かもしれませんが、生徒にとって大事なのは評価された(褒められた)という事実なので、その方法はいくつかあって良いのではと考えています。


アドバイス(まとめ)

本記事を一言でまとめると、
「若手の先生よ、生徒への評価は、他の先生が〇〇と言っていたよ、の形で伝えよう!」
です。

ときには第三者の先生を使って、評価の信頼性を上げるのもありかもしれません。


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