7人目の彼氏と別れ、「孤独」について考える。
これは7人目の彼氏と別れた去年の夏、
ひっそり書いた日記。
当たり前の話だけど、22年半の私の人生、彼氏がいない期間はたくさんあった。
なのに彼氏がいなくなるたび、
毎度「彼氏がいない頃の自分」をすっかり忘れてしまっている自分に気がつく。
「彼氏がいてもいなくても、毎日はあまり変わらないものだよ」
と友達は言った。
たしかに考えてみれば、同棲をしない限り彼氏がいたって週に1度や2度会う程度で、あとは夜に電話をするかしないか、一日何回か連絡をするかしないか。
なのになんでこう、
毎日全部がまるっと変わるみたいな感覚になるんだろう。
多分それは、孤独を選ぶか、孤独しかないか、の違いなのかもしれない。
彼氏がいる時は、1人の時、自分から孤独を選んで生活している(と思っている)。
それに対し彼氏がいないと、孤独しかない(と思っている)。
よく考えたらそれもおかしいんだけどね!!
友達は?親は?うちの猫は?。
その人たち(や猫)といる時は、一緒にいても孤独なのかな。
多分私はその人たちといる時、表面上孤独とは思わなくても、心の隅に孤独を隠してるのかもしれない。
彼氏といる時は孤独と思わないのに???
その差はなんだろう。
物理的距離?心の密度?わからない。
あるいはこうかもしれない。
彼氏がいる時だって、
彼氏といる時以外はずっと孤独を感じていて、
だけどその事実を、彼氏がいなくなると忘れちゃうんだ。
自分の孤独を「彼氏がいない」せいにしちゃうんだ。そうかもしれない。
そんなことを薄々わかっていながら、
私は来る日も来る日も新しい彼氏を探してしまう。前の彼氏を超える誰かを。ばーか
なのに、
私はほとんどの場合、自分から別れを切り出してきた。
もちろん孤独になりたかったわけじゃない。
でも、時に真っ当で、時にめちゃくちゃな理由で、お別れをしてきた。何度も何度も。
そしてその度に自分の孤独が想像以上に苦しくて、泣いたり病んだり、寝込んだり、ハメを外しすぎたりしてきた。
私は今も新しい誰かをずっと待っている。
一体何をしてるんだ私は??
でも、ここまできてやっと、
気がつくことがある。
結局のところ、
私を孤独にさせてるのは、
私なのかもしれない。
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