エッセイ : 英語のAppleには大切な物という意味もある

iPhone等でお馴染みのAppleという会社、もともとはApple Computerという社名だった。
主力商品がパソコンではなくなったので社名をただのAppleに変えたと思う。
何故Appleなのか?

Appleという言葉を最初に使ったのはビートルズだ。
ビートルズが自分たちの音楽を作る会社を
Apple Recordという名前にしたのが始まりだ。
ビートルズのレコードにはAppleの絵が描いてあった
今は、CDにも描いてある。

今から30年ほど前に出張でイギリス支社のある
ロンドンに行った時、イギリス支社の男の人にこのことを聞くと、こう教えてくれた。

Appleはアダムとイブが食べた実。リンゴの実は知識の実だった。神様はアダムとイブがリンゴを食べているのを見たわけではない。
純真無垢だったアダムとイブは知識の実であるリンゴを食べたことにより知識が身につき、自分たちが丸裸であることを恥ずかしく思い、大事な所を
オリーブの葉で隠した。
神様はこれを見てアダムとイブがリンゴを食べたのを知った。
神様はアダムとイブを地上に落とし、男には労働の苦しみを女の人にはお産の苦しみを与えた。
ここから転じて、Appleには大切な物という意味もある。

ビートルズは自分たちが作る音楽が自分たちの知識の集約であり、尚且つ大切な物だったからAppleという言葉を使った。
スティーブ・ジョブズは元々ビートルズの大ファンであったことと、自分の会社が自分たちの知識の集約であり大切な物だからAppleという言葉を使ったのではないか?
と教えてくれた。

英語に限らず、言語というのは、それが生まれた国の文化や歴史も含まれている。
英語はただ単に机に座って勉強しているだけでは分からないものなのかもしれないが、だからこそ奥の深いものなのかもしれないがと思う。





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