あんこ

あんこ好き 介護 認知症 断捨離

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最近の記事

認知症対策 お父さんに会いたい①

現在父は入院中だ。 入院している病院には、無料シャトルバスがある。 母はデイサービスに行かない日、 母の足では歩いて1時間半ほどかけ、 1日朝昼2本しか停まらない入院先の無料バスの停留所を目指す。 停留所といっても、「だいたいこの辺り」というだけで、バス停があるわけではない。 バスが見えたら、乗りたい人は手を挙げて停まってもらう仕組みである。 時間の概念がない母は、何時にバスが通るかもわからないまま、好きな時間に行き、そこでバスを待っているようだ。 仕事の合間に、こっそ

    • 自転車青切符

      普段移動は車である。 近くて荷物が少なくてお天気なら原付の時も。 原付は、道路の左寄りで走る。 自転車に乗っている人には、左側通行という認識がない人が結構いるようで、逆走してきて、ギョッとなることがある。 トラックの左後ろぐらいで走っていると、 カーブを描いて急に出てきて結構なスピードで対向してこられて、急ブレーキをかけたこともある。 だが、自転車の人は、悪いとは思ってないようで、 とまりもせずに走り去っていった。 一旦停止の認識がないので、飛び出してくる人もこわい。

      • 嫁姑

        お昼のテレビで 上沼恵美子さんが 嫁姑の話をしていた。 「座っといてええから」を 動いてええかわからんって若者世代の声を 「動かなあかんねん」 「どの世代になっても同じ」 「ご飯は一緒に作らなあかんねん」 「洗い物は嫁がするねん」 と、ぶった斬っていたのがとても痛快だった。 短い時間やんか。 同居ならずっとやけど。 同感である。 親族の付き合いは 嫌でも目をつぶらなくてはいけないこともある。

        • ハラスメント

          ここのところ、情報番組で 「マルハラ」 ということを知った。 なんでも、LINEのやりとりの 「。」が圧だと思われるらしい。 は? と思った。 文章の最後に「。」があるのが なぜ圧なのか??? 友人にこのことを話してみた。 皆が「意味がわからん」と言った。 今、いろんな「ハラスメント」が言われる時代になった。 セクハラ、パワハラ、それは改められるべきものだと思う。 でも、これは、行き過ぎではないのか?わたしの意識が遅れているのか? 文章には句読点を習ったではないの

        認知症対策 お父さんに会いたい①

          認知症対策 お金編①

          まだ、認知症ではなかった頃のゴミ屋敷になった実家を片付け始めた8年前に遡る。 通帳の残高を見て驚いた。 年金はそこそこの額があるのに、通帳はマイナスだったのだ。 ゴミの中から、父親の退職金の明細が出てきて、さらに驚いた。 明細には2千万弱の数字が記載されていたのだ。 それが、70万ほどの定期預金があるのみで 全てが消えていた。 「お金は霊界には持っていけないから」 と母はケラケラと笑った。 そして、当時父は入院していた。 どんな保険に入っているのか母に聞くと 保険に

          認知症対策 お金編①

          気の持ちよう

          「気の持ちよう」って言われることがある。 心の持ち方しだいで同じ事が楽しくも苦しくもなるものだ。気は持ちよう。 悩みがある時、嫌なことがあった時、自分でも、そう言い聞かせて、いいことだけを思おうとする。 が、 悩みや心に傷がある時は、それはとても難しいのではないのかと思ってしまう。 心が弱ってしまっているのだから、前向きなポジティブな考えは反対の気持ちになるのだから、相当なパワーがいる。 平凡、普通、きっとそれはとても幸せなんだ。 当たり前のまいにちなんてない。

          気の持ちよう

          子供じゃないから

          子供っていくつまで? 大人っていくつから? 成人というのだから20歳だろうか? 「もう子供じゃないので」 子供の受け取り方が2つあると思う。 子供と大人の時と 親と子と。 自分も若くして結婚して親になった。 親と同等になったと思っていた。 が、今の歳になると違うんだ、と思っている。 他人さまなら、社会人になれば、十分な大人だろう。 だが、親と子は、違う。扱いは大人として扱うが、 いつまでたっても、子供は子供。それが30であろうと40であろうと。だ。 子供も親だか

          子供じゃないから

          認知症は許される?

          母は昔から、無料で持ち帰りが可能な、お寿司コーナーのわさびやおしょうゆ、ガリ、に始まり、 コーヒーのフレッシュや砂糖、お箸、お手拭き。 無料で持ち帰りが可能なものは全て持ち帰っていた。それも、山ほど。 それが使わないものであっても。 これが、ゴミ屋敷になるひとつの原因でもある。 デイサービスでも、手癖が出た。 ボールペン、タオル… 申し訳なさそうに、ケアマネから連絡が入る。 介護士さんたちは、本人には決して、 「盗りましたよね?」なんて言わない。 優しく 「あれ?間違

          認知症は許される?

          実家はゴミ屋敷

          今から8年前。 何十年かぶりに帰った実家はゴミ屋敷だった。 すぐ体調を壊していた父親は、 ゴミの上で、ゴミに埋もれるように寝ていた。 唖然とした。 人の暮らす状況じゃないと 半年以上毎週日曜日に片付けに通った。 やっと床に座れるようになった。 が、きっと長年そんな中で暮らして感覚は麻痺しているんだろう。 散らかっているとは思ってなかったのかもしれない。 仕事などで忙しく、行がなければあっという間に元通りに、新聞や洗濯物で床が埋めつくされる。 今でもイタチごっこだ。 片

          実家はゴミ屋敷

          認知症対策 迷子編

          母は要介護2 出歩きたがる認知症だ。 デイサービスへ出かける日以外は 何もなくても買い物へ行く。か お金を使いたい散財家でもあるので、 使わないものや、家に山ほどあるものでも、 食べないものであっても買い物がしたい。 買い物依存症。 食事を用意していても外食がしたい。 厄介なタイプである。 この金使いで、貯金がないのだから。 出かけた先で帰り道がわからなくなり 帰ってこれなくなったこともあった。 同居はしておらず、私は車で30分ほどのところに住んでいる。 仕事もあるので

          認知症対策 迷子編

          カレー日和

          お正月、クリスマス、ハロウィン、 お雛様、こどもの日、 誕生日……… 行事はいろいろ。 今日は節分。 でも、巻き寿司じゃなく カレー🍛な気分

          カレー日和

          別れ

          親の愛に恵まれたとは言えない環境で育ったので 暖かい家庭に憧れていた。 家を早く出たいこともあり、男性としてはかなり若くで結婚した。 だが、単身赴任が長かった。 休みにはマメに帰ったが、次第にすれ違っていった。 病気になって、勤務体制が変わって、家に戻った。 病院で言われた言葉に傷つき、信じることができなくなっていき、離婚に向けての話し合いをした。 当時、子供がまだ学生だったので 妻は離婚にはなかなか応じなかった。 調停なども経て、4年後に離婚が成立した。 その間に

          性格は顔に出る

          1. 性格は顔に出る 2. 生活は体に出る 3. 本音は仕草に出る 4. 感情は声に出る 5. センスは服に出る 6. 美意識は爪に出る 7. 清潔感は髪に出る 8. 落ち着きのなさは足に出る 人間の心理を見抜く8か条だそうだ。 言っていいことと悪いことが区別できないまま 大人(自称)になった人を何人か知っている。 もう大人なんだからとか、子供扱いしないで、みたいに言う人に限って、逃げれる言葉を使う。 そういう意味じゃないんだよ。とかって。 大人は吐いた言葉の責任を負う

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          お金のこと、相続

          介護はじまって 施設、病院、葬式、相続 いろんなこと考えたり調べたりしたら 思い出したことがある。 18で入社した当時に、55歳だった女性の上司。 旦那さんはすでに亡くなっていて、2人の息子がいた。 1人は結婚していて、彼女とお嫁さんがうまくいってなかった。いわゆる嫁姑。 来るもの拒まず、去る者は追わずの人だったので、 付き合いがなくなっていたようだった。 彼女は、 「別に嫌われるのはいい、付き合いしてもらわなくても結構。ただ…自分が死んで、嫁にお金がいくと思うと納得がい

          お金のこと、相続

          日曜日が嫌いだった。

          私は宗教2世。 親がとある宗教の信者だ。 小さい頃から、朝修行とかで起きた時には居なかったのは日常茶飯事だった。 父親は、寡黙で、家にも仕事を持ち帰るような人だった。 たまに日曜日、出かけることになり、どこへ連れて行ってくれるのかとワクワクするが、連れて行かれるのは、とある宗教の本部である。 連れて行かれた後は、昼過ぎまで放ったらかしだ。 帰りに外食でも連れて行ってくれるのかと期待するが、どこにも寄らず帰宅する。 平日なら、友達と遊べるが、友達は家族で出かけて遊べない、一

          日曜日が嫌いだった。