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映画ーコジン的キロク

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1994年から1996年は人生で一番映画館へ通った2年間でした。 断捨離中にそのころメモしていたスクラップブックが出てきたので、ログも兼ねてこちらに書き写しています。 時々、最近…
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#自分にとって大切なこと

AMARCORD

AMARCORD

1994年から1996年にかけて見た映画のスクラップブックが出てきたので、こちらに書き写しています。現在読み返してみて思うこともコメントしています。

1994年6月22日「チネマイタリアーノ」最後は”アマルコルド”

ひたすらたんたんと、少年と少年の住む小さな港町の1年が描かれている。

ホノボノとして、また、1人1人の人がみな魅力的だった。風景も美しく、なんとも言い表し難い、でもイイ作品。

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道

1994年から1996年にかけて見た映画のスクラップブックが出てきたので、こちらに書き写しています。現在読み返してみて思うこともコメントしています。

1994年6月15日観ている時も、観終わってからも、とても不思議な気分。人生ってなんだかなぁー悲しいぞ、というかんじでしょうか?

ジュリエッタマシーナ演じるジェルソミーナが、なんだか子供のころの自分に似ているような気がした。

でもでも、イタリア

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深夜カフェのピエール

深夜カフェのピエール

1994年から1996年にかけて見た映画のスクラップブックが出てきたので、こちらに書き写しています。現在読み返してみて思うこともコメントしています。

1994年6月10日

エマニュエル・べアールがかわいかった。

パリでホモセクシュアルな人たちがあんなにポピュラーだとは、びっくり。

年老いたカップルがでてきたりして、仏語のカマ言葉ってなんだか・・・と思う。

しかし、軟弱なピエールである。

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ひまわり

ひまわり

1994年から1996年にかけて見た映画のスクラップブックが出てきたので、こちらに書き写しています。現在読み返してみて思うこともコメントしています。

1994年6月8日チネマ・イタリアーノ第1弾はひまわり。もう涙ポロポロ。ソフィアローレンの強さと、大人の恋愛のホロ苦さにひとしきり酔う。

ひまわり畑が戦死者を埋めた地とは、何とも言えない歴史の重みを感じた。

現在のコメント>「泣ける映画のお勧め

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ピアノ・レッスン(2回目)

ピアノ・レッスン(2回目)

1994年から1996年にかけて見た映画のスクラップブックが出てきたので、こちらに書き写しています。現在読み返してみて思うこともコメントしています。

1994年5月26日2回目。

はじめて観た時よりも短く感じる。

全体的に女性らしく完納的な映像美と人と人との強い情が静かに、波のうねりのように流れていくかんじがする。

現在のコメント>大画面で海、とても印象に残っていました。マイケルナイマンの

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愛の拘束

愛の拘束

1994年から1996年にかけて見た映画のスクラップブックが出てきたので、こちらに書き写しています。現在読み返してみて思うこともコメントしています。

1994年5月11日

まず、邦題がよくない。上記(切り抜きのコメント)のような解説も、ものすごくよくない。映画はよかった。ロザンナは素敵。3人の登場人物の、渇いたかんじとか、どうしようもない状態とかが苦しく思えるときも。でもラストシーンは美しく、

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サテリコン

サテリコン

1994年から1996年にかけて見た映画のスクラップブックが出てきたので、ログも兼ねて書き写しています。時々、現在読み返してみて思うこともコメントしています。

1994年5月2日なんだかストーリーがよくみえない、むずかしいような話だった。

時々グロテスクなシーンがあって、全体的に「友人A」の作品っぽいかんじ。でも、映像は面白いし、イタリア語のひびきがナイス。

よくわからないけど、好きな作品。

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フィラデルフィア

フィラデルフィア

1994年から1996年にかけて見た映画のスクラップブックが出てきたので、ログも兼ねてこちらに書き写しています。時々、現在読み返してみて思うこともコメントしています。

1994年4月28日アメリカの、アメリカ人の差別に対する恐怖がたんたんと描かれていた。Last SongがGood。

デンゼルワシントンがよかった。

現在のコメント>日本語版の予告動画が見つからなかったので英語版を添付しました

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ヴィトゲンシュタインとBLUE

ヴィトゲンシュタインとBLUE

1994年から1996年にかけて見た映画のスクラップブックが出てきたので、ログも兼ねてこちらに書き写しています。時々、現在読み返してみて思うこともコメントしています。

1994年4月21日

今はなきシネ・ヴィヴァン六本木で、デレク・ジャーマン作品2本をまとめて見ました。

■ヴィトゲンシュタイン

世の中には、かくもややこしいコトを考える人がいたもの、と、びっくり。映像は美しかった。舞台作品に

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