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サテリコン

1994年から1996年にかけて見た映画のスクラップブックが出てきたので、ログも兼ねて書き写しています。時々、現在読み返してみて思うこともコメントしています。

1994年5月2日

なんだかストーリーがよくみえない、むずかしいような話だった。

時々グロテスクなシーンがあって、全体的に「友人A」の作品っぽいかんじ。でも、映像は面白いし、イタリア語のひびきがナイス。

よくわからないけど、好きな作品。マニアックな映画館もなかなかオツだった。

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映像を探したらあっさり4K版が出てきました。さすが、巨匠フェリーニ作品。

つくづく、「わからないものを好む自分」が好きだったんだなーと、少々あきれる。この頃は一般的に難解とみられるヨーロッパ作品や単館上映の「変わった作品」を物色していたのだけれど、実はいつももやもやが残っていました。それでもそういうものを好きな自分というのをスタイルとして持ちたかったんだろうな。若いって素敵だ。

背景にあるヨーロッパの歴史や宗教観などをちょっと勉強してから見たほうがより面白いのだろうなと思いますが、、、トライして4K版を見る熱意は今はもうなくなってしまっているかも(残念な自分)。

ちなみに、Act SEIGEI THEATER(1999年閉館)は当時池袋にあったミニシアターでマニアックな作品をたくさん上映していました。