適材適所の探り方
自分が何に向いているのか。
もしくは、自分の部下がどんな仕事に向いているのか。
これらは、簡単な質問の様でなかなか答えを見つけられない質問ではないだろうか。
自分はもちろん、部下が適している仕事を見極め、適した仕事を割り振る。
所謂適材適所というのは、モチベーションや仕事の質に大きく関わってくる。
今回は、日常生活から自分、相手が適している役割を見極める方法を解説する。
適性を知りたければ○○に行け!
自分や他人がどんな役割に適しているのかを簡単に見極める方法がある。
それは、食事にいく事である。
食事というのは、様々な役割が集約された場であるからだ。
例えば、誰が自分が頼むメニューを一番に決めたか。
これを見るだけでも、決断力の速さをみる事が出来る。
次に、皿を皆に配ったり、空いているグラスをいち早く察知し、もう1杯注文するかどうかを尋ねる人物がいたら、その人物は気配りが重要とされる部門に配置するべきだ。
この様に、食事の場面も見方を変えれば、様々な情報を得ることができるのだ。
裏を返せば、自分は食事場面でどんな振る舞いをしているだろうか。
自然に振る舞っているその行動こそが、あなたが向いている役割なのだ。
もちろん、食事というのは親密度を高めるにも最適の場だ。
部下を食事に誘い、親密度を高めながらこっそり、相手が何に適しているのかを探ると良いだろう。
おまけ〜食事場面の副産物〜
さて、部下を食事に誘ってみようという話は既に述べた。
しかし、食事場面で得られるメリットは既に述べた事だけではない。
実は、食事中は交渉に応じやすいのが人間なのだ。
これをランチョンテクニックと呼ぶ。
食事共にする事で、相手はあなたへ好意的な印象を持ちやすく、交渉に有利になるのだ。
そして、もう一つコツを伝えるならば、交渉は相手が口に食べ物を入れている時に行う事だ。
こうする事で、物理的に相手の反論を防ぐ。
相手は食べ物と一緒に要求も飲み込まなければいけないのだ。
ここまでのテクニックをまとめてみる。
つまり、重要な次のプロジェクトが始まる前に部下を食事に誘う。
そこでチームの親密度を高めながら、どんな役割を持たせれば良いのかを探る。
そして、断られることが懸念される仕事もその場で要求する。
食事の場を共にするだけで、仕事を有利に進めるための手段がいくつも使えるのだ。
今日からあなたも周りの人物を食事に誘ってみてはどうだろうか?
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