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青海川しゅかと巡る!越乃Shu*Kura沿線の旅! 攻略の思い出 ~2日目:上越妙高、十日町
GW期間中に決行した駅メモの新潟イベント攻略、その2日目。
2023年5月3日(水)7:30 高田駅
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今日は高田駅から一旦長野駅に向かい、飯山線に乗って十日町まで行って、越乃Shu*Kuraに会う。ダイヤの都合でこんな朝早くからの移動開始になった。普段ならアラームと格闘している時間だw
上越妙高駅 ~釜蓋遺跡ガイダンス
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GW初日ということもあり、多くのキャリーケースを転がした客とともに下車。ただし自分は改札を出て釜蓋遺跡へ向かう。
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朝早くてガイダンスは開いていなかったw 開館の準備はしていたようだが。開いていれば遺跡の出土品などが見られるようだ。
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遠くに見える雪をかぶった山は妙高山だ。よく見ると、山腹に跳ね馬の雪形ができているのに気づいた。
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ここにきて、乗ってきた電車「妙高はねうまライン」の由来に気づく。地元民にとってはとても馴染みがある妙高山と跳ね馬が入った路線名。うん、良い名前じゃないですか。
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ちょっと寄り道
さて、次の目的地は十日町だ。直江津方面に折り返してほくほく線で向かうのが一般的なパターンだと思うが、自分はここで遠回りし、長野経由で向かうことにする。早速妙高高原行きの列車に乗り込んだ。
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雪形は古くから農作業の目印として用いられることが多い。妙高の跳ね馬もそのパターンだそうだ。実際、これから作業を始めようとする農家の皆さんをあちこちで見かけた。GW中に田んぼの代かきが行われて、水面に雪山が美しく反射する姿が見られるかもしれない。
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しなの鉄道
終点、妙高高原駅で一旦下車。ここから先はフリーきっぷのエリア外なので、長野行きの切符を購入してしなの鉄道に乗り換え。
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長野県は標高が高いのもあってか、春を思わせる風景が広がっていた。
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飯山線
長野駅で再度下車。十日町へ向かうため、フリーきっぷエリアの境界駅、津南までの切符を購入して飯山線に乗り込む。
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飯山線は千曲川に沿って進む。川側の席か、それとも山側の席にするか悩んだ。今回は川側の席を選んだが、結果として山側も良い景色だった。
長野駅から豊野駅までは実際はしなの鉄道で、豊野から先が本来の飯山線になる。遠くを流れていた千曲川が次第に目前に迫ってくる。少し高いところを走っている列車の車窓から景色を眺める。
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それにしても、千曲川、くねくねと曲がりくねっている。今まで見た上田や長野辺りではあまり曲がっているイメージがなかったが、なるほど、確かにこれは『千曲』とつけたくなる。(千曲川の由来は諸説あるようだけど…
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新幹線停車駅の飯山駅を過ぎた先、戸狩野沢温泉駅で切り離しが行われ、ここから先は1両で新潟方面へ向かう。再び千曲川と山が迫ってくる。
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新潟との県境の村、栄村に入り、いくつかトンネルを越えると、森宮野原駅に到着。対向列車待ち合わせのため一時停車。
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森宮野原駅では、旧国鉄の駅で最高積雪が記録された場所であることを示す標柱が立っていた。
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めっちゃ上の方に「7m85cm」とある。2階まですっぽり雪に埋もれる高さだ。今でも時折4mくらいは積もることがあるようだ。そんなところに線路が通っていて、冬でも運転していることがにわかには信じられない。
森宮野原駅を過ぎてしばらく行くと新潟県に入る。群馬と新潟の国境は長いトンネルだったが、長野と新潟の国境は小さな金網のトンネルの先だった。
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豪雪地帯で有名な津南駅を過ぎ、千曲川から名前を変えた信濃川を橋で渡れば、目指す十日町駅はもう少しだ。
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十日町駅に到着
実に5時間近い寄り道を経て、十日町駅に到着。
下りたホームの反対側に停まっていたのは…
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乗ってきた列車と入れ違うような形で、おいこっとは長野に向けて出発していった。車内は家族連れも多く、手を振って見送る。
ところで、「おいこっと」という名称、英語では「OYKOT」と書く。「東京」を逆に書いて、都会とは対極にある「ふるさと」の雰囲気をイメージしてもらうための名前らしい。
そういえば、北陸新幹線(当時は長野新幹線)が開通する際、「東京は長野だ。」というキャッチコピーでPRしていたのを思い出した。
…長野支社、東京へのコンプレックスが妙に強くないか。
さて、おいこっとが出発していったホームの先には…
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このために朝早くから頑張ったんよ。無事会えて感無量。
越後妻有里山現代美術館 MonET(モネ)
えちご・つまり・さとやま・げんだい・びじゅつかん。
十日町市と、先ほど通ってきた津南町を合わせた地域が「越後妻有」と呼ばれている。越後妻有では芸術に力を入れているようで、各地で広大な自然の中にアート作品が展示されている。これから向かう現代美術館もそんなアートの拠点の一つだ。
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アートを道しるべに向かった先は裏口だったがw、なんとか美術館に到着。建物の中央には何かの絵が描かれた大きな池がある。
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Ann Lee, CC BY-SA 2.0 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0>, via Wikimedia Commons
何かな?と思って美術館の入口に回ってみると…
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これもまたアート作品だ。
たまたま雲の形が作品と似ていて嬉しいw
上の写真では絵のリフレクションと本物のリフレクションが2つ映っているが、建物の2階から見るとピタリと一致するらしい。自分は上の写真で満足してしまったがw、行ったら是非試してみてください。
昼飯:TSUMARI BURGER
美術館のカフェスペースで売っていた「TSUMARI BURGER」をいただく。
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ハンバーガーというにはあまりにごつい妻有ポークのパティ。その上には春の味覚、フキノトウが乗っている。
食べてみると、肉汁がものすごい勢いでしたたり落ちるw フキノトウのほろ苦さもアクセントになって良い。おいしゅうございました。
さて、スポットへのチェックインは済ませたので、駅方面へ向かうことにする。たまたま十日町では「きものまつり」が行われており、着物姿の人を多く見かけた。同じ日に成人式もあったようで、振袖や袴姿の人も。
そんな街並みを歩いていると、へぎそばの店が目に入った。
…あ、食べたい。
でもさっき昼飯食べたしなぁ、どうしようかな…
昼飯2:小嶋屋本店のへぎそば
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メニューを見て「春天ぷら(山菜)」というのに惹かれたのだが、「今の時期はやってない」と言われてしまった。。。今は春ではない…ってコト!?
しかし、先ほどハンバーガーを食べたばかりだってのに、へぎそばも意外とするりといただけてしまった。美味いものはいくらでもいただけますな。
ミッションコンプリート!だったが…
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十日町駅に戻ると、ちょうど越乃Shu*Kuraが出発するところだった。
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民謡(十日町小唄かな?)をBGMに出発する越乃Shu*Kuraを見送り、自分はその後に出発する飯山線の車両に乗り込む。
きものまつりで来たのか、やたら高校生くらいの子が多く乗り込んできて、車内は意外と混雑してきた。
およそ30分後、飯山線の終点、越後川口に向けて出発。
さすがに昼食2食分から来る眠気には耐えられず、道中の記憶がないw 辛うじて駅のチェックインだけは忘れずに行い、無事飯山線完乗達成。
と、ここでトラブル発生。最後に越後湯沢へ向かい、NewDaysでキャラクターカードを受け取り、お土産を物色して帰る、というプランだったのだが、直後にやって来た越後湯沢方面の上越線上り列車に乗り遅れてしまった。
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次の電車は1時間後。ここで1時間待つのも辛いし、それで越後湯沢に着いても帰りの新幹線までの時間が短くて余裕がない。
となれば…仕方ない。次の下り電車で一旦長岡へ向かい、そこから新幹線で越後湯沢に向かうことにした。フリーきっぷがあるので乗車は問題ないが、新幹線代が2000円弱かかってしまうのがつらい。
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長岡のNewDaysで全駅クリアの報酬のキャラクターカードを受け取り、わたわたと新幹線へ乗り込む。
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最後に越後湯沢駅のぽんしゅ館でもう1回日本酒飲んでいくか、と思ったら、なんと店の外まで行列が連なっていた。店内もまるで東京の立ち飲み屋のような混みっぷり。昨日の昼とは全然違う状況に驚き、大人しくお土産だけ物色して帰途に就いた。
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帰りの新幹線の中で今回の旅を振り返っていたら、あることに気づいた。
…あ、グッズ買い忘れた。
もはや後戻りもできず、新幹線は東京へ向かってひた走る。
嗚呼、さらば新潟。
~完~
今回の旅を終えて
最後が締まらなかったがw、青海川駅の夕日も見れたし、新潟のコシヒカリや日本酒を堪能できて満足の旅だった。2日目の昼飯以外すべてコシヒカリを食べ、かなり体重が増えたような気がするw
GWが終わった直後にグッズは完売してしまったそうだが、イベント終了までにはまだ時間があるので、その間にぜひ越乃Shu*Kuraに乗車しに行きたい。行くとすれば、夏の18きっぷの季節かな。
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