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あの色の空は綺麗だった【2】

帰り道もスゥとぺレーダと、ケリーも一緒だ。
ちなみにケリーは僕の好きな子だ。

金色の髪の毛にピンクのリボンが似合う子で、
ちなみにお姉ちゃんも可愛い。

帰り道にぺレーダに聞いてみた。

「なんで隣国の人たちって火を出してるんだろうね」
「きっと面白いイベントでもやってるのかも」
「なにそれ!隣国行きたくなった!」

そんなことを話していると、ケリーの家についた。
黄色い綺麗な家だ。家の前には愛犬が寝ている。


ケリーを家まで送ったあとは、
ちょっとした秘密の時間だ。

スゥとぺレーダと僕しか知らない秘密の場所がある。

ケリーの家から少し離れた森の中にある
空き地の大きな石をどけたところにワクワクが詰まっている。

僕たちの秘密基地には本やボール、バットなどの遊ぶものや
牧草を集めたベッドもある。


今日もそこに寄って、二人とあーだこーだ話す。
ケリーのことを聞かれてしまった。

「好きなのかも、、、」というと
二人が悪い顔をしている。

こいつら絶対人をバカにしている。

この空間だからこういったことも話すけど、
外では絶対話さない。

ケリーに話すタイミングもきっと来ないんだろうな。


秘密基地から外に出るとあたりは真っ暗だった。
慌てて家に帰る。母親に怒られた。

「外は危ないから早く帰ってこい!」と
何か取り憑かれたように怒られた。

いつもの母親の顔とは全然違う。
バケモノのような形相をしていた...

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