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私の思想

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私の思想が特に濃く反映されている記事をまとめてみました。読んでいただけると幸いです。
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記事一覧

レコードのススメ 〜音楽は聞くな 触れ〜

私達がレコードで音楽を聞く必要があるのは、紛れもなく、それが物質であることが理由である。…

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井上陽水「傘がない」は「社会問題」のあり方を描出した珠玉の歌。

井上陽水の「傘がない」という曲を知っているだろうか。 こんな歌い出しから始まるこの曲を、…

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1+1=2と答えるべからず

1+1=2 である。これには即答できる。 しかしながら、 ”1+1=2と答えるべきなのだ…

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ワクチンを拒否する人々を拒否する私

進化論を否定する人がいる。 地球を平らだと言う人がいる。 ワクチンは危険だと言う人がいる…

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初対面で宗教の話ができないのはなぜかという話は初対面でしてもいいですか?

初めて会った人や、あまり親しくない人とは、宗教の話はしてはいけないと言われる。なぜだろう…

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とある教授の動物的な誤解 下

この記事は前回の記事の続きです。 教授の発言では、動物的という言葉が、何か悪いことである…

2

とある教授の動物的な誤解 上

昔、大学でマスコミに関する授業を取った際、教授のある発言が心に引っかかった。 その回のテーマは性的少数者に関する報道についてだったのだが、そこで教授は以下のような内容の発言をした。「性的少数者の存在を認めず、人間の性別を男と女の2つだけだと捉えることは、人間を動物的に捉えることであり、性的少数者に、動物的に生きることを強制するものである。」 「人間を動物的に捉えることはけしからん」という趣旨の発言である。これは、一見問題のないように思えるかもしれない。実際、他の学生たちは

アシタカはなぜ「生きろ。」と言ったのか(もののけ姫考察)

 映画もののけ姫で、瀕死になった主人公アシタカは、もののけ姫サンに対し「生きろ。」と告げ…

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あきらめコンテンツの時代と森田童子 下

この記事は前回の記事の続きです。 死を隠せば、死はやってこなくなるのだろうか?死は、私達…

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あきらめコンテンツの時代と森田童子 中

この記事は前回の記事の続きです。 森田童子のことを簡単に紹介する。 東京都出身(札幌のコ…

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あきらめコンテンツの時代と森田童子 上

はっきりと言おう。今は、あきらめコンテンツの時代である。 そう考える根拠は2つ。異世界転…

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時代に規定される、問題のない私たち

私は”売れているもの”が嫌いである。 時は流れる。社会情勢も移ろっていく。それに合わせて…

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矛盾と逆説

 この世界は矛盾で溢れている。それはだれもが気づいているだろう。そもそも私達は、“死ぬの…

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素朴であること

「素朴」という言葉が、近頃わたしのテーマです。素朴なまま生き、素朴なまま死ぬことができたなら、それはすごく幸福なことではないかと思うのです。 素朴な言動や姿勢は、その人の人生を丸ごと肯定しうる力を持つかのように感じるのです。素朴な人を見ると、彼のそれまでの人生が、良い人生だったと証明されているように感じるのです。 わたしは、素朴になりたいのです。もっと、素朴でありたいのです。 嬉しい時には微笑みたいし、怒ったときには悲しみたい。悲しいときには優しくありたい。それが素朴っ