千葉「ベンガルタイガー」「ぱれっと」「ビバークランド」「杉田家」
久しぶりのnote更新だ。
お酒の飲み過ぎで胃腸を悪くして、更に夏バテでサウナに行ってもモチベーションが上がらず、noteに書けるような遠出を控えていた。
しかし今回は重い腰を上げて千葉まで行ってきた。
きっかけは前から行きたかった「ベンガルタイガー」の限定メニュー「シーフードビリヤニ」だ。
私は典型的な限定商法に弱い人間で、お盆限定のビリヤニという事で食べたくなってしまった。
しかし前日は酒を飲んでおり、千葉に行く予定だったのに、うっかりと朝の11時ぐらいまで寝てしまった。
支度をして家を出ても千葉駅までは1時間半かかるので、着くのは13時半ぐらいだろう。
限定のビリヤニが残っているかわからないので、「13時半頃でも食べられそうですか?」と電話してみると、「残っているかわからないが予約は可能」とのこと。
それならばと電話で予約を済まし、急いで支度をして千葉駅に向かったわけだ。
千葉駅には人生で何度か行ったことがあるが、北口に出たのは初めてかもしれない。
何もない住宅街を歩いていると突如として目的の店が見つかった。
周りに人は歩いていないのに店内はほぼ満席で、人気のほどが窺い知れた。
店に入って予約していた者であることを伝え、最初に提供されたパパドを食べてビリヤニの提供を待った。
このパパドを、一緒に提供されたソースを浸けるとめちゃくちゃ美味しくて、こんなに美味しくパパドを食べたのは初めての経験だった。
そして登場したビリヤニは海鮮が綺麗に盛り付けられており、彩り豊かだ。
食べてみて驚愕！うおおおお！美味い！
まず海鮮それ自体がめちゃくちゃ美味しいし、ビリヤニとの組み合わせは異例と思われる、ダルスープとトマトチャツネが真ん中に鎮座するが、これらとの相性も抜群！
我を忘れて食べた。料理で感動したのは久しぶりの経験だ。
まだビリヤニしか食べたことはないけれど、きっと他のメニューも美味しいのだろう。家から近くはないが、足繁く通いたくなる魅力のある店だった。
ビリヤニを食べた後は、店を出て北に少し歩いて「珈琲専科 ぱれっと」に到着。
こちらは小さな喫茶店だが、日当たりが良いせいで開放感がある。
店内には老齢のマスターが1人いた。この手の喫茶店には最新の設備はないと決まっているものだが、WIFI環境が整っていたのが意外だった。
メニューも比較的リーズナブルで、アイスコーヒー300円、自家製プリン280円と、下手したらチェーン店よりも安い料金で豊富なメニューを楽しめる。
アイスコーヒーは苦味は強いが後味すっきりで、専門店らしいこだわりの1杯だ。
自家製プリンは素朴な味わいが嬉しい。
1時間ほど滞在して退店。更に西千葉方面に歩いて、次の目的である「ビバークランド」に到着。
(HPには「8/11(火)から一時休業」と書かれていますが、かなり前のリニューアルの話で、2022年現在リニューアルは完了しOPENしています)
およそ銭湯らしくない外観の公衆浴場で、女湯の「薪サウナ」が有名だが、男湯側も負けていない。
露天風呂も完備した換気の良い銭湯施設で、遠赤外線サウナの絶妙な湿度と温度でじっくりと温まる。
温まった後は地下水の水風呂でスッキリした後に、露天スペースで整うことができる。
特に水風呂の水質は素晴らしく、何分も入っていたくなる魅力があった。
「ビバークランド」でサウナを4セット決めると、外に出てファミリーマートでビールを購入。
それを飲みながら徒歩で千葉駅方面に戻ることにした。
最終目的地は「ラーメン 杉田家 千葉駅前店」だ。横浜の吉村家直系の店舗として有名な「杉田家」の支店だ。
行列を想像していたが、平日の夜のせいか並びはなく、空いている席にすんなりと入ることができた。
今回は「ラーメン 並(750円)」に「きくらげトッピング(100円)」を注文。初めてなので麺の固さは普通でお願いした。
提供されたラーメンは濃厚だが食べやすく、欠点がないので特に書くようなことがない優等生的な一杯だ。
優しい味だけれど満足度の高いスープは、前に神奈川で食べた「厚木家」のラーメンを思い出させてくれた。
スープも沢山飲みたかったのだが、並でも麺量が結構多くて、食べ終わる頃にはスープを飲む余裕がなかった。
夏バテのせいか食が細くなり、特に冷房の効いていない店内で食べるラーメンは厳しくなってしまった。
それでもサウナ上がりのビール、その後の締めのラーメンという流れは崩したくないので、暑さに負けず、食欲が湧くように運動などに努めないといけないだろう。
前述と矛盾するようだが、今回は比較的体調が良い中で満足のいく食事が摂れた。
これに気を良くしたので、近日中にまた遠くに足を伸ばそうと思った次第だ。
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