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炭酸刺繍マガジン

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架空の詩集「炭酸刺繡」をテーマに詩を募り、まとめています
運営しているクリエイター

#炭酸刺繍

祝「炭酸刺繡」完成 詩の募集、終了しました ご参加感謝

架空の詩集「炭酸刺繡」を編さんする名目で、詩を募っています 炭酸刺繡という言葉から連想した詩を、作ってみませんか? (ソーダや手芸、食べ物の詩である必要はありません) 「炭酸刺繡」とは… 架空の詩集の表題 わたくし藤家 秋の小説「Re:逃走癖女神」の主人公/元天才詩人が、挫折を経て10年ぶりに発表した復帰作のタイトル 字面と音が、気に入っております 参加のしおり ・「炭酸刺繡」というワードから連想した詩を、ご投稿ください ・新作・無料記事限定 ・できれば500字以内で

コングラ、ありがとう!

コングラ頂きました~ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪ \パチパチ~ (拍手)/ 「自由律俳句」はテーマとして 募集されているものなので すごいじゃない!?と プチ自画自賛しつつ(*'▽') 藤家 秋さんの炭酸刺繍の企画が 終了したことを知り そっちに気が向くよたろうです。 みなさんの炭酸刺繍を 読んでみたいと思います(∩´∀`)∩ 1カ月を超えて こういった企画を自主的にされている no+erさんが他にも多数 いらっしゃることを知りました。 臆せずに参加していきたいと思いま

カンパリ・ソーダの涙〜炭酸刺繍vol.4〈カクテルレシピ追加版〉|#藤家 秋様

藤家 秋様のこちらのnote企画に参加いたします。 ↓ ↓ ↓ カンパリ・ソーダの涙 カンパリ・ソーダの苦みに フォーカスできない ほろ酔いの瞳 そばめて見る 貴方の過去は もう識りたくない 「現在」があればいいの あの日の出逢いがなければ こうやって カウンター 並ぶこともなかった ふたりの日々は刺繍となり もう 解きがたくなってる 私のグラスには 涙 落ちるだけ・・・ ▶Que Song 修羅場/東京事変 藤江 秋様、拙作ですが、お納め下

炭酸刺繡 イメージング

新しい布に向き合う時 新しいデザインを考える時 新しい色を思い描きたい時 シュワワワっと はじけるような 気持ちをつかみたくて この部屋に来る 沸いてくるアイデアは はじける前に 捕まえないと ホントにはじけてしまうんだ でもね この部屋は シュワワワっと泡を イメージさせるから 刺繍のどこかにいつも水玉 藤家 秋さんのページです 最終日 間に合いましたぁo(* ̄︶ ̄*)o 宜しくお願い致します。 #炭酸刺繍

黒豆柴と白熊猫の炭酸刺繍…。

話題には全力で乗っかりたい、黒豆柴です🍀 藤家 秋さんが、架空の詩集「炭酸刺繍」を編纂しているそうです。 ボクの周わりでも参加をされている方が多いので、つい、出来心で参加してみることにしました。 ----- 炭酸刺繍✨わが家では、起きている間にボクの飲み物が途切れることはありません。 妻はボクの様子を見ていないようでしっかり見ています。 どっちかって 2種類のときの質問じゃないのかな?という疑問はやめておきます。 (平和なゴールデンウィークを過ごしたいのです…。

夜中のシュワシュワ

死んだひと、生きたひと 最近はこの世にいないひとばかり 誰とも話をしていない シュワシュワも 昔々の話になる もう何十年も前のこと 祖母はよく夜中に酒屋の冷蔵庫から キリンレモンを持って来て飲んでいた あのシュワシュワが大好きだった 今はなかなか見かけないビンである 懐かしい、懐かしい祖母との想い出 シュワシュワは今は亡き人とのつながりだ わたしの唯一の語らいになる 本当は生きてる人と話したい シュワシュワを飲みながら 藤家 秋さん、はじめまして… 炭

【炭酸刺繍】未完のタペストリー

ひとつの泡は戸惑い ひとつの泡は怒り ひとつの泡は素知らぬ顔で ひとつの泡は薄ら笑い ひとつの泡は深刻な顔で ひとつの泡は壁に張り付き ひとつの泡は虚無に陥る ひとつの泡は消えてなくなり ひとつの泡は新たに生まれる ひとつの泡は渦巻いて上り ひとつの泡は隣とくっつく ひとつの泡は涙を流し ひとつの泡は親密に震える ひとつの泡は静かにまどろみ ひとつの泡は激しく咆哮する ひとつひとつの泡の どれもひとつの器の中の 同時に存在しているわたしの 誰にも見せない心のつぶ 時間の糸は二

炭酸刺繍 終章

シュワシュワを 紡いでいけば めざす何かに 辿り着けるのだろうか リンク張るの忘れてた #炭酸刺繍 #シュワシュワ

炭酸刺繍幻想

弾ける泡沫は玉響に ふるえる大気圏を抱き    百舌は泣く 失われた約束の梢に早贄を刺し  モンスーンを従え 蝶がカルビン回路を巡る  吐き捨てられた孤独を集め 夜の帳がおりる 流れる泡沫に ストラディバリが泣いている  風には千の跫音があり 海に千尋の聲を掬う ぷらあんよわあんと糸遊はのどけき光の戯れ 鉄の壁に凭れて聴こう 遠き約束の子守唄を 移ろう泡沫は パウル・クレーの素描に遊び 蝋石の線路は消され、鯨の影は銀河を彷徨う ひねもすたゆたう春の海に信天翁は凪を縫う 天

ぬるくなったビール | 炭酸刺繍

真夏の午後を通り過ぎた先 深い痛みを覚えてしまった 二度と味わうことはないと そう言い聞かせておいては 瞬く間に思わず目がくらみ 一つの泡沫におぼれてゆく 過ぎ去ってしまった時間は 二度と取り戻せやしないと いつだったかそう口にした あなたが置いていったもの ガラス製のジョッキの中に 飲み干し損ねたほんの僅か 輝きがとっくに消え失せた そこには酸いも甘いもなく これからの未来を暗示する ような抜け切った苦みだけ 記憶の底に焼き付いたまま 大人

おつかれさま

つかれて帰ってきたわたしに ねこが言う おつかれさま 恥ずかしいのか わたしのほうを 見ないで言う おつかれさま わたしは ねこに近づき ねこを ぎゅうっとした 強く 強く ぎゅうっとした 強く 強く ひたすら強く やめたまえ やめたまえ ねこが言った やめない やめない まったく 困ったヤツめ はやいとこ ごはんの支度をしないか その前に わたしにも言わせてよ いつも わたしのこと待っていてくれて ありがとう おつかれさま 恥ずかしいのか ねこは 何も

炭酸ソオダ倶楽部 #炭酸刺繍 参加記事

こんにちはと初めまして。おすぬです。 藤家 秋 様の#炭酸刺繍 に参加します。 藤家様初めまして。よろしくお願いします。 炭酸ソオダ倶楽部 衣替えの季節の教室は白い退屈にあふれ めくるページも汗ばんでいる 窓際に座る愛想のない女生徒の白い腕に 黒子(ほくろ)をひとつ見つけてしまった ホームの黄色い線 水色のカーテンを開いた窓 冷えた透明の炭酸水 誘惑はあらゆるところに潜んでいる ぼくらは瓶のラムネのように 本当のことをいつものどに詰まらせているけれど 炭酸の海

#炭酸刺繍に詩でも参加してみる。

秋さん、#炭酸刺繍、最後は詩で参加させてくださーい!🙋 ふつふつ 湧き出でて ぷつぷつ ワタシをくすぐる シュワシュワ キラキラ ワタシを包む もこもこ やわらかそうな雲 ふさふさ 緑の天然刺繍 チクチク 果て無い海は 無数の波縫い 炭酸刺繍 そのやさしさで ワタシを癒やす ここから弁明⇩ 温泉の中でも特に好きな炭酸泉と、 先日行って感動した、空と日本海、木々の緑を一望できるスーパー銭湯の湯船からの光景をブレンドして詩にしてみました。 一応、 炭酸泉=炭

【詩】炭酸刺繍 ブレーメンの音楽隊

🌈「詩」ブレーメンの音楽隊一匹のロバ、家を出て旅立つ 新たな生活を求め、ブレーメンへと向かう 途中で出会ったのは、一匹の犬 二匹は仲良く、一緒に旅を続ける 次に出会ったのは、一匹の猫 ロバと犬に加わり、音楽隊が形成される 最後に加わったのは、一羽の雄鶏 四匹は一緒に、ブレーメンへの道を進む 夜が来て、森で休む、小さな家を見つける 中には泥棒が、宝物を囲んで笑う 四匹は計画を練り、一緒に歌い始める 大きな騒音で、強盗は逃げ出す 朝が来て、家は彼らのものに 音楽隊のメ