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ギリシャのクリスマス

こんにちは、マリナです。

もうすぐクリスマスですね!
私が一年で一番好きな時期です♪

もちろんギリシャでもクリスマスはイースターの次に大きなお祭りです。

西ヨーロッパから世界中に広がったクリスマスツリーやクリスマスキャロル
などの慣習はもちろんギリシャでも行われています。

しかし、ギリシャで代々受け継がれてきたギリシャ独自の慣習もあるのです!

今日はそれを紹介したいと思います^^

①クリスマスシップのデコレーション
海に囲まれた島国のギリシャは昔からクリスマスの時期に船をデコレーションする慣習があります。少しずつクリスマスツリーにシフトしてきてしまっていますが、都会から離れた場所では特にこの慣習が根強く残っています。伝統によると、船はイエス・キリストが人々に示した新しい道をシンボルするとされています。
昔は子供たちがこの船を造って自分のおもちゃにしていました。

②子供たちが歌うギリシャのクリスマスキャロル
クリスマスの時期になると子供たちが家々、お店などを訪れトライアングルを鳴らしながら人々にキャロルを歌います。
ご近所の家で歌う時には、ドアを叩いて自分たちの歌を披露し、おこずかいをもらうのです。
こうしてお金を集めて自分たちのクリスマスプレゼントを買っていました。

③クリストプソモ(Christopsomo)
クリスマスイブに女性たちは「クリストプソモ」(キリストのパン)をつくります。丸いパンで表面にクロスの飾りが付けられています。

クリストプソモにまつわる慣習は地域によって様々です。最も独特な慣習を持つのがケファロニア島。そこでは家族で一番長老の家にみんなで集まり、聖火を灯す前のキャンドルをクロスを描くように床に置き、その上にパンを置きます。パンの周りに家族のメンバーが円になり、それぞれの右手をパンの上に置きます。家主が聖火をキャンドルに灯し、パンを切り、皆に分け与えクリスマスの食事が始まります。

はちみつやクローヴが入っているのでほんのり甘く、スパイシーな味わいです。

④大みそかにサンタさんが来る!?
西ヨーロッパの慣習とは異なり、ギリシャでは大みそかにプレゼントを交換します。
なぜなら、1月1日のお正月はギリシャのサンタクロースのモデルとなった
アギオス・ヴァシリオス(聖ヴァジル)の日だからです。

いかがでしょう?日本とは全く異なりますね^^
クリスマスの時期にギリシャに行った際には、船のデコレーションを是非
探してみてください♪

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